講演録『ライフスタイルを持つ生き方』Part1
震災、結婚、海外旅行。働くことがすべてだった人生からシフトチェンジをした3人のスピーカーが、今のようなライフスタイルを考えるようになったそれぞれのきっかけとは? まずは、それぞれが自分の中に生まれた変化から伺っていきます。
2018年9月29日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA ミッドナイトセッション2
▼登壇者情報
スピーカー/
松田 然
働き方実験家
鈴木 克彦
起業家育成の専門家
マツダ ミヒロ
質問家
質問家/
岡谷 佳代
今のライフスタイルを持つようになったきっかけは?
岡谷 佳代(以下、岡谷):『ライフスタイルを持つ生き方』です。どうぞよろしくお願いいたします。
全員:拍手
岡谷:これから、理想のライフスタイルを手に入れた3人の方にお話を聞いていきたいと思います。
ではまず初めにいちばん端から、元プロバスケットボール選手ということをうかがっております。通称のっぽさん。
マツダミヒロ(以下、ミヒロ):のっぽさん。
鈴木 克彦(以下、鈴木(のっぽさん)):(笑)。ミヒロさんくらいしか言わないですよ(笑)。
岡谷:はい(笑)。鈴木克彦さんです。(拍手)
鈴木 克彦
http://h-resource.net/hp/
元プロバスケットボール選手 あなたの才能を見つけ出し売上げ平均4.9倍にする起業家育成の専門家。現在は、独自に生年月日の理論を開発した「統計心理学」をベースに、世界トップクラスから学んできたマーケティング、教育、ホスピタリティの理論を加えビジネスを次のステージに導く指導を行う。日本一結果が出る起業塾を東京・大阪で主宰している
会場:(拍手)
岡谷:ありがとうございます。日本一結果が出る起業塾を大阪と東京で開催されている……。
鈴木(のっぽさん):そうやって言ってもらってるんで、そう言ってるだけで……。
ほんとかどうかは分かりませんけど(笑)。
岡谷:なるほど(笑)。
(次に)松田然さん。働き方を実験していらっしゃって、今は自転車で日本中47都道府県に行って……。
松田 然(以下、然(もゆる)):もう周り終えましたね。
ミヒロ:へぇ〜!……無理だ(笑)。
会場:(笑)
松田 然
働き方実験家
http://moyulog.com/
働き方や旅などの分野のライターとして4000人以上を取材。自転車旅をしながら働くスタイルで47都道府県を走破したり、月の半分は国内外を旅するライフスタイルを実験している。フリーランス向けの働き方コーチングや、オンラインサロンも主宰するなど、これからの働き方、暮らし方を考え実験し発信することがライフテーマ。
岡谷:「自転車で旅しながら、働く」っていうのが自分のスタイルになっていってる……。
然:そうですね。自転車旅というのは目的ではなくて、その先にいる面白い人といいますか、働き方を工夫して生きている方にインタビューするのが好きなんです。会いに行くのに手段が自転車が多いだけで(笑)
ミヒロ:ふ〜ん。
岡谷:手段が自転車なんですね。
然:そうですね。そうすると、みんな会ってくれるんですよ。
ミヒロ:あぁ、なるほどね!
岡谷:素敵。自転車で行くのが珍しいから……。
ミヒロ:たしかに。
然:そうですね。「明日そちらにたどり着くんですけど」(と、連絡を入れると)断る人はほとんどいないんです。わたしは営業経験はないんですけど、アポ率は100%です。
ミヒロ:すごい。
岡谷:すごい。100%。(拍手)
ミヒロ:自転車買わなきゃ。
岡谷:自転車、ぜひ買ってください(笑)。そして、質問家のマツダミヒロさんです。
マツダミヒロ
質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。
独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。
『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
岡谷:では、この3人の方に『ライフスタイルを持つ生き方』ということで、いろいろ質問していきたいと思うんですけど。
20代はワーカホリックのライター。震災で交通費ゼロの自転車旅へ
岡谷:今ですね、目の前のことに一生懸命、お仕事も一生懸命で、自分の理想のライフスタイルを考えている方って、実は少ないんじゃないかなって思っているんです。(スピーカーの皆さんは)自分の理想のライフスタイルを考えるきっかけ……、今のようになるには始まりがあったと思うんですよね。
なので、その始まりから聞いていきたいと思うんです。然さんから聞いてもいいですか?
然:そうですね、今のライフスタイルというのは、先ほど自転車中心と言ったんですけど、それは、わたしの生き方のほんと一つ。メインはライターの仕事を12年程やっています。
岡谷:はい。
然:12年の中で、今まで約4000人の方を取材してきたんですね。
岡谷:4000人……。
ミヒロ:へぇ!すごい。
然:そんな数多くの方々に「なんで、あなたは今の仕事をしているの?」というのを質問するのが仕事みたいな感じです。ライターというと、“書く”仕事だと思われるんですけど、インタビューが大事で、わたしはインタビューをしていく中で、これからの生き方を考えてきました。
ライター駆け出しのときは、もうすごいワーカーホリックで、朝から晩まで会社に泊まり込むみたいな生活をずっとしていてですね。20代は昼は取材して夜は会社に泊まって仕事している記憶ぐらいしかないですから。
ミヒロ:ふ〜ん。
然:なので、仕事しか考えてないと「理想のライフスタイル」なんて考えが出てこないんですよね。
ミヒロ:なるほどね。たしかにそうだね。
然:(マツダの方を見て)どうですか? そういうのなかったですか?
ミヒロ:働き過ぎてると、ライフスタイルのことは考えられない。
鈴木(のっぽさん):ま、そうでしょうね。
ミヒロ:よね。
然:はい。
岡谷:それからどんなきっかけで?
然:そうですね。8年前に起業して、そのときもすごく働いてて。でも、仕事するのが当たり前というか気持ちよくなってるみたいな感じで疑問も抱かず、頑張ればみんなからも認められるし、お金ももちろん入ってくるし、っていうところで突っ走っていたんですが……、東日本大震災が1つの転機となりました。
ミヒロ:う〜ん。
然:起業したのは「チャレンジする人を増やしたい」という想いのもとチャレンジで繋がるSNSをつくろう!って。
ミヒロ・岡谷:へぇ〜。
然:で、デザイナーとエンジニアを雇って。たとえば「起業したい」「ダイエットしたい」というチャレンジで繋がるようなSNSをつくろうとしていたころ、震災が起こり請けていた仕事が全部なくなってしまったんですよ。
ミヒロ:うんうんうん。
然:周りの友人たちが震災ボランティで現地に向かっているとき、わたしはお金も底をつきそうになっていて、自分自身の余裕が全然なく、ボランティアにも行きたいのに行けず。
「あれ? 自分は仕事を頑張ってるのに、自分自身がやりたいことが全然できてないな」と思ったときが……人生の転換点でした。
そのときに思い出したのが、学生時代は自転車にすごく乗ってたんですけど、社会人になってから自転車にあまり乗ってないなって。大人になってまで乗り回すなんてちょっと痛い奴みたいに思われないかなと(笑)。
全員:(笑)
然:だけど、そのときはお金もなかったし、遠くまで行くなら自転車かなって。交通費はほぼ0円だし(笑)。
ミヒロ:まぁまぁ0だね。
然:自転車旅しながらも、本業のライターとして情報発信ができるので、東北の被災地まで自分の足で向かい、現地で何が困っているのかとか、観光地はどうなっているのかみたいなところを取材してSNSなどで届けるということができて。
「あぁ、わたしはこういうことを、やりたかったんだなぁ」ってそのときに気づきました。
で、その足で北海道の最北端、稚内まで行っちゃって。旅も好きだったので、その間にインターネットを使って仕事をしてたら、そのスタイルも自分にとって理想の働き方の1つだなと気づいていきました。
岡谷:やっていきながら、気づいていった、と。
結婚することで仕事とライフスタイルの関係が変わった
岡谷:ありがとうございます。では、のっぽさん。このライフスタイルを持つ、考えるきっかけだったりだとか、始まり。
鈴木(のっぽさん):起業したのが2000年くらいなんで、もうずいぶん経つんですけど。その頃ってね、起業したらこんな生活をしてみたいなというのが、勝手にあったんですよね。でも、それってほとんど真剣に取り組まなかったんですよ。
で、結婚して、「こういう生活を一緒にしてみたいな」とか、「こういう生活をしたい」って言われると、けっこう頑張ってやる(笑)。
ミヒロ:ふ〜ん。
岡谷:たとえばどんな生活だったんですか? 結婚して……。
鈴木(のっぽさん):ぼくずっと旅行好きだったんで、「いくつになっても2人でずっと旅行して歩きたいね」ということをかなり話して、そうすると優先順位が変わったんですよね。仕事の予定を入れる前に、旅の予定を入れる。
岡谷:あぁ〜、はい。
鈴木(のっぽさん):全部その「旅を実現させるための仕事の仕方」に変わるんですよね。
然・ミヒロ・岡谷:う〜ん。
鈴木(のっぽさん):どっちかというと、仕事がうまくいくとみんな理想のライフスタイルが叶うって思うのかもしれないけど、理想のライフスタイルを叶えるために仕事をしてる。そこは発想が変わりましたね。
岡谷:そこがいちばんの起点。ありがとうございます。ミヒロさんは?
ミヒロ:そうですね。う〜ん……、たぶん2人と似てるんですけど、仕事をし始めたときからず〜っと仕事しかしてなくて。で、10年以上きたので……。う〜ん、ライフスタイルを考えるということ自体があんまり思いつかなかったんですけど。
ぼくの場合は海外によく行くようになって、で、そのときに、海外に行った先にいる人たちがあんまり働いてないように見えるんですよ(笑)。
鈴木(のっぽさん):(笑)わかる!
ミヒロ:なんでぼくたちだけ働いてるのかなって。なんか大事にしているものが違うのかなっていうのがまずあって、その時期というのが結婚したくらいの時期なんですよ。
というのも、結婚する前の時期も海外に行ってたんですけれども、海外でも仕事をしに行っていたので、そういう人たちとも会わないわけですよ。でも、その出張じゃない旅の仕方をしたときに、それこそ、その人が大切にしている生き方を見たときに、なんかリズムが違うなって。
大事にしているものが違うなって、それをライフスタイルって呼ぶんだな、というのがなんとなくわかってきて。そこから変わってきたという感じかな。
結婚するタイミングで、ライフスタイル……、ワークスタイルよりもライフスタイルを話すようになったからという感じかな。
自分が「行こう!」と思ったときに行ける人でありたい。
岡谷:今、ライフスタイルの中で優先順位をつくるとすると、どんな順番ですか? たとえば、自分の中のNo.1、No.2、No.3くらいまで。No.1しかなかったら、No.1だけでもいいんですが、教えてもらえますか? 優先順位がすごく重要なのかなって、今お話を聞いていて思ったんです。
のっぽさん。先ほど奥さまが大事っておっしゃったんですけど……。
ミヒロ:ぼくも奥さま!(手を挙げる)
岡谷:ぼくも奥さま、ぼくも奥さま。
然:ぼくは今は旅なんですけど……。
ミヒロ・鈴木(のっぽさん)・岡谷:(笑)
然:あくまで一つ優先順位として答えるとですが、たとえば今日この場に参加したのは、ミヒロさんから「来れる?」と聞かれて「行けます」って、特に何も考えず答えて……、いや、思考停止ではなくちゃんと考えてるんですが(笑)。
全員:(笑)
然:考えてますけど、旅も含めここに行きたいと思ったら行ける自分で在りたい。
ミヒロ:フットワークが軽い。自転車で。
岡谷:自転車で。
然:今回は自転車じゃないんですけど(笑)。でも、そう思っていても「あ、お金ない」とか「仕事がある」とかって理由を付けて断っていたのが20代だったんですね。
ミヒロ:へぇ〜!
然:誘われたり自ら行きたいと思っても忙しいから行けないというのが、すごいムズムズしてたんで、「いつでも呼ばれたら行けるよ!」とか「自分が行こう!」と思ったときに「行ける人で在りたい」というのが、優先順位が高いところですね。
今では、そういう働き方を実験する人になって、感情が揺れたらなるべく行けるようにしてるし、逆に感情が揺れず打算的に行っておいた方がいいかなっていうものは行かないようにしてたり。そう、いろいろ実験している最中です。
人生の後半、40になって仕事観がガラッと変わった
岡谷:今、然さんの中で「20代は」という話があったんですけど、今日もいろんな年代の方が見てらっしゃると思うんですね。で、そのライフスタイルを持つ生き方をされる前に、20代とか30代とか、もしかしたらその“年代”だけでは分けられないかもしれないんですけど、ステップがなかなか見つけられない人は、何をしたらいいのかなって。
岡谷 佳代
岡谷:わたしから見ると、やっぱり特別な3人というか、ライフスタイルを手に入れて……。でも初めは、みんな10代の頃があって、20代の頃があって、そのときの葛藤みたいなものをどんなふうに過ごしてきたのかなって。
のっぽさんは、プロバスケットボール選手だった……。
ミヒロ:全然違いますよね。
岡谷:全然違いますよね。
鈴木(のっぽさん):20代はバスケット馬鹿。完全に。
岡谷:バスケット馬鹿(笑)。
鈴木(のっぽさん):30代仕事馬鹿。
ミヒロ:(笑)
鈴木(のっぽさん):40代になってようやく。ずっとやりたいことをやってきたから、「そろそろ人の役に立たないといけない」って思ったのが40でしたね。
岡谷:へぇ〜。
鈴木(のっぽさん):そこから「人のために何かしよう」と、仕事のスタイルがどんどん変わってきて。だから今もぼくは起業塾とかやってますけど、起業塾を売るためだったら、モチベーションはちっとも働かないです。
ミヒロ:なるほどね。仕事のためにはモチベーションが上がらない。
鈴木(のっぽさん):全然働かない!でも、「この人たちをみんな、なんとかしてあげなきゃ」って思うから仕事ができるんですよね。
ミヒロ:あぁ〜。
岡谷:それは何かきっかけみたいなものがあったんですか?
鈴木(のっぽさん):40になったから。
岡谷:40になったから?(笑)
全員:(大笑い)
ミヒロ:人生後半(笑)。
鈴木(のっぽさん):「いかんぞ」って思い出したんですよ。
ミヒロ:あぁ〜。
鈴木(のっぽさん):そこから仕事観がガラッと変わった。
岡谷:ふ〜ん。
鈴木(のっぽさん):そうするともう、時間で働くとか、制限をつけること自体が馬鹿らしいと思うようになってきて。人に「なんとか結果を出してあげたい」と思ったら、時間とか言ってられないんですよね。やることやってあげないと。
というように働き方が変わってきましたね。ぼく、仕事とプライベートってあんまり差をつけない、分けないんですけど。うん、起きてる時間は全部仕事のこと考えてるし。
岡谷:う〜ん、はい。
鈴木(のっぽさん):ま、仕事、かみさん、仕事、かみさん。あとはあんまり考えることないんですよね。
岡谷:バスケット馬鹿……(指を折って数える)。
ミヒロ:仕事馬鹿。
岡谷:あ、仕事馬鹿、奥さん馬鹿みたいな(笑)。
全員:(笑)
鈴木(のっぽさん):全部、馬鹿みたい(笑)。
岡谷:どうですか? ミヒロさんは?
ミヒロ:いやでも、ぼくも言われてみたらというか、40歳からじゃないですか。
岡谷:へぇ!
鈴木(のっぽさん):節目なんですね、40。
ミヒロ:なんなんですかね、これは。
岡谷:40歳、40歳がみなさん!みたいな。なんなんですかねって(笑)。
ミヒロ:今44で、40歳のとき……、4年前くらいから今のライフスタイルになっていったと思うんですけど。ま、でもそれはたまたまだったんですよ。
でも20代はがむしゃらに働いて、30代は働き方がわかった上で精一杯働いて、という感じなのかな……。
岡谷:然さん今、何歳ですか?
然:わたし、たぶん37か8くらいなんじゃないかな。あまり数えてないです。
全員:(大笑い)
鈴木(のっぽさん)・ミヒロ:(指で2をつくりながら)あと2年!(笑)
岡谷:あと2年経つと見えてくる。
ミヒロ:何かが変わるんだ(笑)。
SNSやネットは理想のライフスタイルに近づくヒント
然:わたしは、ライターという仕事って、いろんな人を取材できるんで……。
ミヒロ:あぁ、なるほどなるほど。
然:たとえば会社を経営している社長さんを1000人以上取材してきた中で、50の人もいれば40の人も30の人もいろいろ見てきて、ここ最近のインターネットの進化と同時に年齢って関係なくなってきたなって感じるんです。
ミヒロ:うんうん。
然:自分で何か事業をしている人ってエネルギーが強い傾向にありますが、例えば40でも50でもネット使いこなしている社長さんはすごい若々しいですし、なんかそこの転換点がここ4、5年あるな、と。
だから自分の旅をしながら仕事をするとかって、今は「すごいな〜」「変わってるな〜」って言う人もいますけど、たぶん数年後にはとても当たり前のスタイルになっていることかもしれないですし、生き方とインターネットの掛け合わせで理想を作るみたいな感じかな。
ミヒロ:うんうんうん。
然:わたしは6年前くらいから、旅をしながら仕事をするスタイルを始めたんですけど、その頃ってまだインターネットを使いこなしている人があまりいなかった。Facebookとかはちょっとできてますけど、その頃から、旅をしているときに空いている自分の部屋をAirbnbで貸すみたいなこともやってたんです。
その頃まだそんなことやってる人もいなくて……「なにそれ?」みたいな感じだったんで、先にやってみたら「あ、これできるやん」ってなって。ただ、インターネットを使って早めに実験していただけ……。
ミヒロ:実験なんだね。
然:そうですね。
ミヒロ:いろいろ実験している感じがする。
然:実験ですね。実験なんで「こういうのやったら失敗だったよ」とか、「こんなやり方あるよ」っていうのを発信しちゃいます……。
ミヒロ:記事にして。
然:そうですね。実験は自分だけじゃなくて……。
岡谷:巻き込んで。
然:巻き込んで発信できるのがインターネットの力ですよね。わたしもインターネットでいろいろ検索してますし。それができなかった時代ももちろんあったんですけど、それこそ自転車旅なんて中2からやってるんですよ。
ミヒロ:えー!
然:もう20何年もやってるんです。
岡谷:へぇ〜。
ミヒロ:もゆるさんって「自転車旅」の人なの?(笑)
然:そうなりましたね。
ミヒロ:すごい!
然:それが今、仕事にもなってるんですけど、やっぱインターネットで自らのライフスタイルを発信できるようになったことが大きい。実験自体は昔からずっとやってましたけど、実験をしたあとの情報発信がしやすくなった。
ミヒロ:うんうん。
岡谷:やっぱりそれもSNSだったりだとか、ネットの力もある?
然:そういうことをやっている人たちっていうのは、理想のライフスタイルに近づく一つのロールモデルなのかなって思ったりもします。
(パート2へ続く)
写真記録チーム/田島聖子、多賀 健、猪野裕介
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自分が大事にしたい感情や事柄や人を知った上で大切にすること。そこを妥協した時点ですべてが崩れていく。
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