講演録『なぜ、愛妻家は収入が増えてしまうのか』Part2
日常生活の場でもたくさん会話し、必要なときは家庭でもミーティング。愛妻家たちのパートナーとのコミュニケーションには、ビジネスにも通じる秘訣がありました。スピーカーたちが考える、パートナーシップとビジネスの共通点が語られます。
2018年9月29日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA ミッドナイトセッション
▼登壇者情報
スピーカー/
後藤 崇仁
クリエイター・コンサルタント
内藤 勲
webプロデューサー
谷口 貴彦
コーチ
質問家/
中島 雅美
LoveGuide Messenger / エッセイスト
お互いの取扱説明書“●●ペディア”
中島:一般的に年数が経ってくると、飽きてくるとか会話がなくなってくるとか、言われてますけど。そういう感じは(お三方からは)一切しないですけど、普段から気をつけていることはありますか?
後藤:気をつけていること、あります!
中島:なんですか?
後藤:うちの奥さん美裕紀(みゆき)っていうんですけど、ウィキペディアってあるじゃないですか。自分の中に、奥さんバージョンの”みゆきペディア”というのがあってですね。
中島:(笑)はい。
後藤:うちの奥さんはこういうタイプだとか、こういうことはすごく嫌がるとか。iPhoneの中にみゆきペディアっていうページがあるんです。
中島:あるんですね!(笑)
全員:(笑)
谷口:自分でつくったの?
後藤:あるんですあるんです。ちなみに、ぼくの名前は崇仁(たかひと)っていうんですけど、奥さんの中には”たかひとペディア”というのがあるんです。
中島:(笑)へぇ〜。お互いに!
谷口:取説みたいな感じ?
後藤:取説みたいな感じですね(笑)。
谷口:あるの!
中島:(項目が)増えていったりとか?
後藤:そうですね。常にアップデートされて、「それ、もう直しといて」みたいな。
中島・谷口:へぇ〜。
内藤:更新されていくんですね。
後藤:更新されていくんです。
中島:お互いに見るんですか?
後藤:見るっていうか、彼女の場合は脳内ウィキペディアです。(笑)
谷口:へぇ面白い。
どんな言葉かけが、夫を喜ばせるのか?
後藤:あとは、奥さん…、美裕紀はぼくに「かっこいい」という回数が尋常じゃないくらい多いと思います。
谷口:ふ〜ん。
後藤:「愛してるよ」とか「いつもお仕事ありがとうね」とか、いろんな言葉かけがあると思うんですけど、「かっこいい」って、実はもう(腰に手を当てて胸を張ったポーズをしながら)こんな感じになる。(笑)
内藤:わかります、わかります。
後藤:わかります? すごい自信が出たりとか、なんかすごい自尊心が高まったりとか。
内藤:言われたいですよね。
後藤:言われたいですよね。「できるぞ!」みたいな気持ちになるんです。
中島:なるほどなるほど。それがいちばん上がる言葉ですか?
後藤:はい。すっごく。
中島:へぇ〜。そういうふうに自分をいちばんかっこいいと言ってくれる、それを想ってるだけじゃなくて常に言ってくれる……。
後藤:浴びてます。
中島:浴びるほど?
後藤:浴びるほど。
中島:(内藤・谷口を見て)浴びるほどかけてもらってる言葉とかって、ありますか?
内藤:ぼく(の妻)も「かっこいい」とかはよく言ってくれます。
あと、基本的に全肯定。
谷口:Me too。
中島:Me too(笑)。逆に奥さまにかけている言葉はあるんですか?
シャイな夫から寝ている妻への言葉かけ
後藤:起きてるときにかけている言葉もあるんですけど、仕事がすごく忙しいときって、やっぱり夜がすごく遅くなって奥さんが寝ている時間帯もあるんですけど。寝ているときに話しかけたりしてます。
中島・谷口・内藤:へぇ〜!
後藤:ちなみに、「すごく大切だよ」とか「愛してるよ」とか「ものすごい大事だよ」とかっていうのを言うとですね、奥さんの口角がこう……。
中島:上がるの?
後藤:上がるんです。
中島:潜在意識に!
谷口:へぇ〜!
後藤:それでやっぱりそれを見ると嬉しくなるんで。家に帰ってきた、「遅いなごめんな」っていうときは、そういうふうに言って、ハグをしてみたいな感じで。
谷口:へぇ。
後藤:なので、彼女のたぶん睡眠学習的な(笑)。たくさん聞いてると思います。
全員:(笑)
谷口:刷り込みだ。(笑)
後藤:これ、すごくおすすめです。(笑)
中島:睡眠学習おすすめ。なるほど。
愛妻家さんって、先ほど後藤さんが「まだ(結婚)年数が短いんですけど」と言われたんですけど、年数じゃないと思うんですね。
年数じゃなくて深さだとわたしは思うんですが、もう長い間、ずっと一緒にいるなという感覚は普段からあるんですか?
内藤:長い時間…。
中島:一緒にいるのが当たり前みたいな。ずっと一緒と言われてたんで…。
後藤・内藤・谷口:(頷く)
中島:飽きるとか、一般的に言われてるようなこととかは、有り得ないですか?
内藤:今のところはないですね。飽きない。
中島:どちらかというと、どんどん好きになっている感じですか?
内藤:ぼくは(そうです)。
中島:ウィキペディアでどんどん更新されていくように。
後藤:お二人はどうかわからないですけど、このテーマを受けるのが1ヶ月前くらいに決まって、その間に、けんかが一回もないわけじゃないわけですよ。
その度に、「9月29日カンファレンス、どうしようこのままだと立てない」みたいな気持ちがいっぱいあったんですけど。
お互いの、すごく大きな問題、というよりは試練みたいな。
お互いが人生の中で育ってきて、すごく小さいことで傷ついてきたりとか、それはこれまでの恋愛かもしれないですけど、いろんなところで”あった”ものがお互いの間に出てきたときに、それを乗り越えるたびに「あ、絆が深まったな」と感じる回数がすごくあるので。
(けんかの)渦中のときはもう「カンファレンス立てない!」みたいな気持ちに、この1ヶ月に何度なったことか、という感じなんですけど、やっぱりそれを超えたあとは、絆が深まって、お互いの関係がまたいいものになって、一言で言うと、幸せな感じになることを”知っている”という感覚に近いですかね。
内藤:ぼくも当たり前すぎる感覚なんですけど。ずっと一緒にいるというのが大前提であって。
たとえばけんかとかの出来事があったら、その出来事があってどうなるというのではなくて、ゴールというか…“ずっと一緒にいる”というのは、もう決まっているんで。
それに対して起こった出来事に、どんな意味があって、そこに繋がっていくのかなというふうに考える。
中島:はぁ。ずっと一緒にいるということはもう決まっている。
内藤:決まっている。
で、起こった出来事が、ゴールに対してどういう意味があるだろう。乗り越えるべきものなのか、とか。
ま、だから気づきだったり、学びだったり、絆が深まることだったりする。というふうに捉えていますね。
パートナーシップとビジネスの共通点
中島:谷口さんは?
谷口:どんな言葉をかけているかというと、まず、うち二人ともすごく多いのが……、家内の方が多いかな。「ありがとう」の数は、ぼくの印象ではたぶん一般的な平均的なカップルの、100倍くらいあるんですよ。
中島:ほぉ!
谷口:1日何十回と。
というのが多いのと、あと「幸せだな」っていう言葉をけっこう口にする。
内藤:(うんうんと共感して頷いてる)
中島:(内藤を差して)すごく頷いてらっしゃいますけど(笑)。
谷口:あと「大好き」とか。
テーマに、お金とか収入があるじゃないですか。で、もし愛妻家と意味づけるのならば、自分が今抱いてる気持ちとか相手に対する感謝の気持ちを表現する能力が、愛妻家は高いんじゃないかな。
たぶん、それがビジネスですごくこう……。ま、ビジネスもすべて、パートナーシップでやっていると思うんですね。
たとえばセールスでもお客さんとセールスマンも「売る」「買う」ではなくて、共同体でパートナーだと思っているんで。そういうビジネスでいうパートナーに対してメッセージを届ける能力が高いんじゃないかなという気はしますけど。
中島:愛して関わっていくことと、仕事がうまくいくことの共通点がすごくある。
谷口:すごくあると。ビジネスの相手よりかみさんの方が大変だと思う。
中島:なるほど。身近でね、(そういう)人ほど難しいって言いますもんね。
谷口:家族との関係性の方が、ビジネスの関係性より難易度が高いと思う。
そこがうまくいくっていうことは、ビジネスうまくいくでしょ、みたいな。
中島:当たり前でしょ、みたいな。ま、ビジネスもご縁なので、(奥さんとの)愛する関わりがうまくいけば、そちら(ビジネス)もうまくいく。
ということは、愛する身近な人との関わりをうまくいかせることが、ビジネスをうまくいかせることと繋がっているということですか?簡単に言うと。
後藤・内藤・谷口:(頷く)
谷口:コーチをしていると、起業家とか、ビジネスのゴールや目標達成を目指すクライアントをよくサポートするんですけどね。うまくいっていない人って、パートナーとうまくいっていないんですよ。なので…。
中島:あ、痛い(笑)。
谷口:最初のコーチングのテーマは、ビジネスの目標よりも一度パートナーとの関係性を改善した方がいいんじゃないですか、って。
で、面白いものでそっちがうまくいきだすと、結構ビジネスに転化されることが多い。ぼくの経験上はほとんどそうです。
内藤:ビジネスって相手を喜ばせることだと思うんですけど、愛妻家って、谷口さんも後藤さんも奥さんを喜ばせ上手だと思いますよ。
ぼくも、よく奥さんが「ありがとう」と「幸せだよ」ってすごく言ってくれるから、ま、喜んでくれているかなとは思って。だから、谷口さんがさっきおっしゃったように、ビジネスとの関わりって人間関係なんで、結びついてるなと思いますね。
中島:後藤さんはどうですか?
後藤:そうですね。今回のテーマが「『愛妻家はなぜ収入が増えてしまうのか』というのを話すんだ」って人に言ったら、よく言われたのが「うちの旦那を愛妻家にしたいんですけど!」と(笑)。
谷口:(大笑い)
中島:聞きたいことだと思います。
後藤:あとは、「うちの旦那、愛妻家なんですけど収入が上がってないんですけど」っていう言葉をいただいたり(笑)。
中島・内藤:(笑)
女性が思っている以上に、”男性が弱みを見せられる”ということは大きい
後藤:あと男性の方から「ぼくは愛妻家なんですけど、収入が上がってないんですけど」という質問をいただいたりして。
この1ヶ月考えていたことがたくさんある中で、大事なひとつが、さっき内藤さんがおっしゃっていた、“男性が弱いところをいちばん近い女性に見せられる”ということは、女性のみなさんが思っていらっしゃるより、すごく大きなことで。
男性ってやっぱり、情けないところというか、たとえば社会的な尺度で、「見せたら自分は嫌われるんじゃないか」「離れていくんじゃないか」というところを、やっぱり1ミリでも見せたくない、というところがあるんですけれども。
やっぱり、それがいちばん近い……、奥さんだったり、パートナーの方に見せて、それでもこの人は自分を受け止めてくれたり、受け入れてくれたり。”それでも自分は愛されているということは変わらないんだ”という体験をすると、二人の関係の中での安定感とか信頼がすごく増していって。
二人の関係を信頼できるというのがすごく強くなると、それが周りの他の人との関係とか、社会とか、チャンスとか、人生に対して、信頼の幅というか土台がすごく広がっていく感じで。たぶん仕事も、「大丈夫なはずだ」という信頼に全部変わっていくし、きっとうまくいくし、なっていく、という感覚。
最初のドミノを倒すみたいなことが、男性と女性の、場合によっては同性同士もあると思うんですけど、そういうパートナーシップの中で”100%受け入れてもらえる”というのが、豊かさとか収入に繋がっていくということをすごく実感してます。
中島:お二人もすごく頷かれてますけど、そこがやっぱり収入アップの鍵になる…。
内藤:そうですね。信頼とか…。
愛妻家と言われることはあっても、自分で「愛妻家です」とは言わない
谷口:あと、なんていうのかな、ビジネスをやっていても、経験を積むと、人を見る目というものが養われると、ぼくは思ってる。
中島:はい。
谷口:で、ぼくがコーチをしていると、職業病みたいに見えてきちゃうんですけど、「この人の(コーチ)やりたいな」って人と、「この人とはできれば避けたいな」っていう人とでは、空気みたいなものって出ません? 人って。
中島:あぁ〜。
谷口:それを醸し出しているのが、ぼくは家庭が一つ(の要素)だと思うんですね。なので、家庭でうまくいっていないと、その空気が、どんなに笑顔でいても出ちゃうんじゃないかな。
中島:滲み出ちゃうというか。
谷口:滲み出ちゃう。
そうすると、たぶん人間のカンとして、「この人のそばにいくとうまくいくだろう」という人と、いかないだろうというのを感じちゃうと思うんだよね。
中島:あぁ〜、なるほどなるほど。
谷口:あとかみさんとよく話してるのが(笑)、電車乗ってると、なんかね、不幸オーラが出てる人。
絶対この人に近づかない方がいいな。
中島:(笑)なるほどなるほど。
谷口:たぶん家庭から、それが出てきちゃうんじゃないか。
だから、ぼくは愛妻家って、ぼくたち自分たちのことを愛妻家って言わないし、パートナーも言わなくて、周りの人が言うの。
中島:そうですね。
谷口:周りの人がね。
だから、さっき後藤さんが言った「ぼく愛妻家なんだけど…」「うちの旦那は愛妻家なんだけど…」って、たぶん……、まがいもの。
全員:(笑)
中島:自分から言わない(笑)。
谷口:自分じゃ言わない。
中島:周りが言うんですね。
谷口:そう。
中島:たしかにたしかに(笑)。
谷口:(内藤の方を見て)周りが言うもんね。
内藤:周りが言う。奥さんも「うちの旦那、愛妻家なんだよね」とかは言わない。
谷口:うちも言わない。
中島:なるほどなるほど。そうですね、聞いたことないです、うまくいってる方から。
谷口:周りから見るとそういうふうに見えるから、それを見て「愛妻家」って言ってるんで。家庭がすごくいい関係で、いいエネルギーがそこでつくられると、それをもって外へ出るから、人が寄ってくるとか、チャンスが寄ってくるとかになるんじゃないかなと。
中島:滲み出て、隠せないものが、日常にいちばんあるということですよね。日常をどんなふうに過ごしているかということが大きいというか。
じゃ、奥さんとの時間はすごく大切になってくる。
内藤:ま、ビジネスでベストパフォーマンスするためには、ストレスとか家庭内で考えるこことがあったりしていると、できないと思うんですね。
だから、いい関係が奥さんと築けていると、仕事の場でも思いっきりできるということだと思うんですよね。
中島:愛妻家の方々の奥さまは……、愛夫家?
谷口:愛夫家ね。だから、上下もないし、依存や主従もないし、食わせる・食わせてもらうみたいなのもなくて。対等、同等、共同体みたいな感覚で。
なので、ぼくたちもたぶん、かみさんのこと「愛夫家なんです」とは言わない。
中島:言わない。
谷口:「あそこは仲がいいよね」とか「あそこはすごい感じがいいよね」って周りが言うんだと思う。
自分たちがそういう関係をつくる能力があるのかな、お互いに。そんな気がします。それが全部、外の世界に出ていくから、ビジネスがうまくいくようになる……気がするな。
中島:じゃ、常に日頃からお互いの想いを伝え合っている。
内藤:ぼくはいいことも悪いことも両方言うようにしてます。
中島:うんうん。たとえば、外にいらっしゃるときとか、「今すぐには伝えられないけど、これは伝えておきたいな」というときはどうされてるんですか?
今すぐ話し合えないときは、どんなふうに声かけしたりしてますか?
谷口:どうなんだろう…。
内藤:ぼくだったら、メッセンジャーだったりLINEだったり。改めてちゃんと言いたいことは時間をもって伝える。
中島:「あとで話したいことがあるんだ」というふうに伝えておくとか。
内藤:はい。…ぼくはでも、いつも一緒にいるから(笑)。
谷口:改めて言われると、あとでってあんまりないかなぁ。
中島:ない。そのときに伝える感じですか。
谷口:その伝えるということが、“何を”言っているのか。
中島:当たり前すぎて。
谷口:情報とか、報告だったら、それこそLINEとかでポンと済ませたりしますけど。話は面と向かってしないと、ぼくは理解されてないと思うから。
それは普段一緒にいると、もう必要なときには話しているから「あとで」というのがないかな。
中島:なるほどなるほど。ま、当たり前ですね(笑)。
先ほど後藤さんが言われていた、「わたしの旦那さんを愛妻家にしたいんですけど」という方ってすごく多いと思うんですけど。愛妻家って自分で言わないものなんでしょうけど(笑)、愛妻家にできるとしたら、どんなことをしたらいいと思いますか?
谷口:女性が?
中島:はい。
後藤:質問ですね(笑)。しつもんカンファレンスだけに。
相手を変えようとしない
谷口:あと……、よくそういう話になるのって、前提が、「二人がうまくいってないのは相手に問題がある」という考え方だとぼくは思っているんですよ。
「夫が愛妻家じゃないから、わたしたちはうまくいかない」って。
中島:なるほどなるほど。
谷口:だから、原因は相手にある。この考え方を捨てた方がいいですね。
さっきもね、ごはんを食べているときにちらっと聞いたんですけど、たぶん愛妻家・愛夫家というのは、主体的に、常に、”自分が”というふうに考えていて。相手がどうのこうのとか、周りがとか、環境がとかというふうに話さないから…。
中島:”わたしは”…。
谷口:そうそうそう。だからもしアドバイスするとしたら、「あんたが変わった方がいいんじゃない?」って。
中島:(笑)
内藤:ぼくもそう思います。
中島:そういう質問が出そうになる(笑)。
谷口:相手を変えようとするなと。
内藤:あなたが周りから「愛夫家だね」って言われるくらい、まずは…。
中島:大切にしたらどう?って。
内藤:(頷いて)って思いますね。
谷口:けっこうね、返報性の法則といって、されたことを人間はお返しするので。
(妻が)愛夫家になったら、(夫が)愛妻家になる”かも”。
中島:なるほど。その可能性が出てくる。
谷口:出てくるかな。相手を変えよう…って、たぶん、嫌でしょ?変えられようとするの。
内藤:(大きく何度も頷く)
谷口:変えようとしてこないんじゃないですか? 奥さん。
内藤:しないですね。
中島:あぁ〜、全肯定。
谷口:変えようとしてこない。違いはありますけど。
なので……、あなたはあなた、わたしはわたし。「そこは違うよね」みたいな感じで、「そこはこうしなさい」とか「ああしなさい」とか、変えようとしない。
中島:しない。
谷口:逆もしかり。相手を変えようとしない。要望はするけど。
(パート3へ続く)
写真記録チーム/田島聖子、多賀 健、猪野裕介
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