講演録『運命の人と出会う秘訣』Part3
運命の人と出会う前、サインを受け取り始めた頃、どんな生活をして、どんな心持ちで過ごしていたのか。そのエピソードの中に運命の人と出会う秘訣が潜んでいました。これから運命の人に出会いたい!と望んでいる方すべてに届けたい、ヒントが散りばめられた最終回。
2018年9月30日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA セッション3A
▼登壇者情報
スピーカー/
鈴木 絵里
ホスピタリティエデュケーター
香椎 美裕紀
運命のサインをよみとく専門家、スピリチュアル・ヒーラー、西洋占星術師
猪野 裕介
ウェブマーケター
質問家/
WAKANA
Holistic Life Consultant
「こういう人に出会いたい」、シンプルに興味のあることを行動に移す
WAKANA:人生において、何をするにもサインってあると、わたしは個人的に思ってるんだけど。
それに気づけるようになるとか、それくらいわかりやすいサインを、自分にとってハッピーな出来事を受け取るためのサイン。それには、きっとそのときの、その人の在り方とか、行動だったりとか、生き方がすごく大切なんじゃないかなって、今聞いていて思ったんだけど。
その運命の人に出会うまで、どんな生活をしていて、どんな心持ちで日々を生きていたのかというあたりを、ぜひ聞きたいなと思うんですけど、ノッチから。
猪野(ノッチ):ミヒロさんのほうからだと……。あ、サインという話で言うと、今ふと思い出したんですけど。
WAKANA:うんうん。
猪野(ノッチ):ミヒロさんと出会う前から、小松書店っていう本屋なんですけど、そこに置いてあったミヒロさんの本がなんか気になってたんですよ。
WAKANA:へぇ〜!
猪野(ノッチ):気になってて、大学生でお金がなかったんで、ブックオフで買ったんですけど、そのあと。でもミヒロさんと出会う前だったんで、今思うとそれが1つのサインだったなって。
WAKANA:で、出会うまで、どんな心持ちしてて、どんな行動してて、どんな生活をしてたか。その運命の人に出会うまで。
猪野(ノッチ):その……、当時は2ヶ月間家に引きこもって、映画しか観てないみたいな時期があったんで。そんな自分をどうにかしたいと、「このままじゃやばい」と思って、なんか行動し始めたんですね。
WAKANA:うんうんうん。
猪野(ノッチ):でも、どういう方向へ向かえばいいか、ちょっとわからなかった。とりあえず就職活動っていうのに対して、興味が出てきてたので、興味のあることをレポートにしてみようかなって思って。就活に関する活動をいろいろやってた。
シンプルに興味のあることを、ただ行動に起こしていったっていう。
WAKANA:そうね。
猪野(ノッチ):っていうくらいですかね。明確に「こういう人に出会いたい」とか、そういった目標を掲げる…。
WAKANA:なるほど。「このままじゃダメだ!」って思うままで止まっちゃう人が多いと思う。でも、「自分の興味のあることだったらやれそうだから、それをやってみよう」と実際に動き出したっていうのが、ポイントなのかな?
猪野(ノッチ):そうした方がいいって『7つの習慣』に書いてありました。
全員:(大笑い)
WAKANA:『7つの習慣』(笑)、なるほどね〜。ちなみに、美由紀ちゃんはどんな生活をされてて、その…出会うまで? どんな人生で
仕事でもサインを探して、キャッチして、乗っていった
香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。出会うちょっと前までは、ずっと介護の仕事をしていて。割とワーキングプア的な生活というか、風呂なしアパートに住んで(笑)。
WAKANA:風呂なしアパート!? え~!!
香椎(美裕紀ちゃん):ま、そういう、「どう生きていったらいいのかな?」という生活の期間が長かったかなと思います。
WAKANA:そうだったんだ! そのときに、そういう状況で……、きっとね、お仕事も大変だし、生活もちょっと大変だと、すごくストレスになったり、考え方が後ろ向きになったりするのでは? そういうことはあったんですか?
香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。ずっとそういう生活だったので、今が辛いみたいな感じはなかったかもしれないです。でも何度も「変えていきたいな」という気持ちはありましたね。
WAKANA:なるほど。なるほどね、「何かこのままじゃいけないな」っていう。
香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。
WAKANA:そういう自分の中の感覚があった。
香椎(美裕紀ちゃん):はい。
WAKANA:それで、何かを変えていくことをされていったんですか、そのあと。
香椎(美裕紀ちゃん):そうですね、そのあと……、ま、自分なりに「仕事も本当に好きなことをやって、できれば豊かに生きていきたいな」とか「本当に好きな人と出会って、パートナーになりたいな」とか。
年ごとに「これにチャレンジしようかな」と決めてやっていたという感じですかね
WAKANA:へぇ〜。じゃあ、その介護の仕事をしながら、チャレンジをいろいろしてみたりされたんですか? それとも、もうガラッとご自分の生活を変えていったのですか?
香椎(美裕紀ちゃん):いや〜介護の仕事をしながら、副業で仕事を始めてみたりだとか、ダブルワークを続けてみたりとか。仕事でも同じようにサインを探して、キャッチして、それに乗っていったみたいな感じ…。
WAKANA:なるほど! じゃ、後藤くんのことだけに限らず、普段の生活とか仕事においても、自分のサインというものをすごく敏感に感じて、受け取って、そういった生き方をされてたんですね。直感に沿った生き方みたいな。
香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。はい。
サインがわかるようになったのは、思いやりのある人間になりたい、と思ってから
WAKANA:絵里ちゃんは? そんなのありますか?
鈴木(絵里ちゃん):そうですね…….。そのサイン?を感じられるようになったのが、2007年とか8年なんですけれども、その当時わたしは34歳なんですね。
WAKANA:うんうんうん。
鈴木(絵里ちゃん):27歳のときに父が事故にあって、脳障害をもつんですね。そこから介護生活が始まって。(父は)わたしの名前も思い出せないし……。理性をなくしてしまっているし、記憶もないしっていう父の介護と、7年間すっごく闘ってしまうんです、わたし。
WAKANA:7年間!
鈴木(絵里ちゃん):受け入れられずに、それを。「どうしてわたしが?」とか。それまで父と暮らしてなくて、父は別に家庭があったので。それが脳障害を患ったことによって、その家庭と一緒に暮らせなくなるんですね。
で、27歳で突然、父と暮らすことになるんですよ。
WAKANA:えぇ〜!
鈴木(絵里ちゃん):それも、その状態の父を受け入れるということもわからないし、7年間、壮絶な介護で。わたしはすごいひどい人間に、横暴になるというか。もう、すべて思ったようにいかないし…。
WAKANA:うん。
鈴木(絵里ちゃん)すごい怒ってしまうし、怒ってどんどん悪循環を招いてしまうし。
WAKANA:うん。
鈴木(絵里ちゃん):それで、「どうしてこういう人生になってるんだろう」と思って、すごく悩んだりもしたんです。あるとき、本屋さんに行ったときに浮かんで見えた本が『ザ・シークレット』だったんですよ。
それで、すべてが“自分に問題がある”っていうことにやっと気づくんですね。
WAKANA:なるほど〜。
鈴木(絵里ちゃん):で、そこから自分の未熟さに気づいて。自分を責めるのではなく、すごく未熟だったということ、「なんて器の小さい自分だったんだろう」ということに気づいて。「いい生き方をしたい」っていう決意が生まれるというか。
WAKANA:うんうんうん。
鈴木(絵里ちゃん):「じゃ、いい生き方ってどういう生き方なんだろう」て思ったときに、「わたしは“日々の感謝”を、どれだけしてなかったんだろう」って。
WAKANA:うん。
鈴木(絵里ちゃん):毎日ほんとうに”ありがとう”と思うことに。恵まれてるのに、そこに意識を向けずに、父の介護の辛さにばかり意識を向けてしまっていて。「それを変えるのは自分しかいない」って思って、わたしは「いい人間になりたい」、「いい生き方をしたい」って思って、父にかける言葉をどんどん変え出して。
「わたし本当に悪かった」ということを正直に父に話をして。……父のMRIは、今までは脳が真っ黒だったんですよ。ほんとに健常者として生活ができない状態だったんですけど、「わたしが変わらなければ」ということを学んで、わたしが変わることによって、父がびっくりするくらい改善していったんですよね。脳外科の先生もびっくりするくらい。
普通の生活がちょっとずつできるようになって。すべてはわたしの中に問題があったということに気づいて。
WAKANA:うん。
鈴木(絵里ちゃん):感謝をすることだったり、綺麗なものを見るとか、なんていうかな…、歓びにあふれた人生を送るのも、自分を助けるのも、自分を応援するのも自分なんだっていうことに気づいて。「感謝ノート」っていうのをつけ出したんですよ、34歳から。
WAKANA:感謝ノート?それはどんなノートなんですか?
鈴木(絵里ちゃん):それは、毎日のありがとうと想うこと。たとえば、コンビニのお姉さんがすごく笑顔で挨拶をしてくれたとか、妹がこういうことをしてくれたとか。ありがとうと想うことによって、すごく(胸のあたりに手をかざしながら)豊かになりだしたんですよね。
WAKANA:うん。
鈴木(絵里ちゃん):それと同時だったんですよね、「515」っていうサインが始まったの。
WAKANA:そうだったんだ。
鈴木(絵里ちゃん):だから、そういうサインを見れるようになったというのは、わたし自身が「いい生き方をしよう」って……。求めるばっかりではなく、「わたしが愛したい」「わたしが思いやりのある人間になりたい」って思ってからでした。
WAKANA:なるほどね〜。もうほんとに7年間のその壮絶な介護…、介護という出来事を自分のこととして受け止めて、自分の中から生まれてることなんだ…。
鈴木(絵里ちゃん):すべて自分の感情が、現象として現れてる、ということがすごくよくわかった。
WAKANA:それでわかった。それは本をきっかけに。いろいろ向き合いながら、少しずつ。
鈴木(絵里ちゃん):うん。少しずつ向き合って、少しずつ「あ、こういうことか」「あ、こういうことか!」「これでこうなってたのか!」っていう。
WAKANA:なるほど。じゃ、しっかり今の自分というところに向き合いつつも、自分の肚の中から「こういう自分になりたい」っていうものを…。
鈴木(絵里ちゃん):そうそうそう。
WAKANA:しっかりと自分の中に植えつけて、そこに合わせて生きていくっていう生き方をされてた。そしたらサインが見えてきた。
鈴木(絵里ちゃん):そうそう。
WAKANA:それまでは、そういうサインが、見えてたわけじゃなかったんですね?
鈴木(絵里ちゃん):ないと思う。直感というのはすごくあったけど、どっちかと言うとネガティブなサインを受け取ってましたね。
WAKANA:えぇ〜!
鈴木(絵里ちゃん):たとえば「あ!この車、友達が運転してたらよくない」ってわかる。そうするとほんとに車が止まってしまうとか、そういうネガティブなサインを受け取ってしまっていたけど、それを自分が「いい生き方がしたい」って思うようになったら、(いい)サインを受け取れるようになってきたというか。
WAKANA:なるほどね〜。
鈴木(絵里ちゃん):そういうのが同時期でしたね、34歳が。
WAKANA:へぇ〜! じゃあ、やっぱりサインは出てるんだけど、自分がどこの位置にいるかによって受け取るサインがある…。
鈴木(絵里ちゃん):違ってたということが、今話してて思いましたね。
WAKANA:深い運命のサインだね。
香椎(美裕紀ちゃん):わたしも今、「そうだったんだ〜」って思った。
鈴木(絵里ちゃん):(笑)
WAKANA:運命のサインのプロが!
鈴木(絵里ちゃん):今思うと……。ターニングポイントだったんですね。
諦めていた状態から「出会いたい!」 直球のテーマを受け入れた
WAKANA:ノッチはあっこちゃんに出会うまでの自分を振り返ったときに、どうして自分はこんな素敵な出会いができたと感じる?
猪野(ノッチ):パートナーシップの”パ”の字もなく、基本引きこもってた生活だったので……。でも、そのとき(仲間の)5人でほんとに一緒の家で一週間過ごしたときに……、なんていうんですか、パートナーが本当は欲しいけど、…たぶん諦めてる自分がいるなって気づいて。
WAKANA:へぇ!
猪野(ノッチ):で、知り合えるなら(マッチングサイト)やりたいなと思いました。
WAKANA:でも、諦めてたのが長かったじゃない? 長い年月諦めてて、それでも諦めてたけど「欲しいな」と思えたのはどうしてだと思いますか?
猪野(ノッチ):あぁ……。1つは、たぶんミヒロさんとわかめ(WAKANA)ちゃんと同じ家で過ごすことが初めての試みだったと思うんですけど、そのときに二人がずっとイチャイチャしてたんで(笑)。
WAKANA:イチャイチャしてない(笑)。
全員:(笑)
猪野(ノッチ):いいなぁって思いました。
WAKANA:なるほど。その目の前に実際にいいなって思ってることをやってるモデルがいたことで、「もしかしたら」とか「ほんとにいいな」と思えたってこと?
猪野(ノッチ):そうです。それが1つ、自分が行動するきっかけになったかなと。
WAKANA:ふ〜ん!ちょっとすごくない?(マッチングサイトの)プロフィールもわたし書いたし…。
全員:(笑)
WAKANA:写真も。わたしも運命の人じゃない?(笑)
全員:(大笑い)
猪野(ノッチ):(そう)言えると思います(笑)。
WAKANA:ちょっと諦めてたけど、自分もやってみようと思って、やってみて……。
で? でも出会えなかったじゃない? 最初は。
猪野(ノッチ):ま、そうですね。
でもそのときはやっぱりまだ…、あんまり決めてなかったというか…。
WAKANA:決めてなかった。
猪野(ノッチ):最初はその…、マッチングサイト登録したときは「う〜ん」っていう感じで、「出会えたらいいなぁ」くらいというか、「でも出会えないだろうな」という想いがすごい強かった。
WAKANA:あぁ〜なるほど。
猪野(ノッチ)たぶんそれが、「出会えるかも」って、そっちの方が強くなった。
WAKANA:あ、そっか! 自分で思ったというか、認識したというか、自覚したんだ。
猪野(ノッチ):そうです。
WAKANA:「出会いたい!」と。「出会おう」と。
猪野(ノッチ):ほんとにもう、直球のテーマだったことを受け入れたというか。
WAKANA:なるほど、自分で受け入れたときに、そのあと翌日とか…。
猪野(ノッチ):帰ってきてすぐ。
WAKANA:あっこちゃんのサインがこう、導きというか。
猪野(ノッチ):そうです。
WAKANA:へぇ〜。面白い! なるほどね〜。
じゃ、やっぱり運命の人に出会うまでに、ただ出会いたいと思ってるだけじゃなくって、お三方はそれぞれ自分の人生の取り組みをね、自分ごととして、自分の人生として受け入れて、ほんとに感謝をもって生きていったりとか。
自分の直感を心から信頼して、どんな状況でも生きていったり、自分自身の気持ちに正直になったりということを積み重ねていったら、そういうサインがやってきた。
望むものを明確にイメージして「ふさわしい自分」へと成長する
WAKANA:なるほど〜。最後の質問なんですけど、お三方にとって運命の人と出会う秘訣はなんでしょうか? 絵里ちゃんから。
鈴木(絵里ちゃん):出会う秘訣……。今となって思うことなんですけれども、なんか本当に日々のことに感謝して生きることと…、それを表現すること。うん、表現していたこと。
やっぱりどういう人と出会って、外見だったり内面だったり、どういうライフスタイルを望んでいるのか、イメージをすごく明確にしていましたね。
WAKANA:えぇ〜!
鈴木(絵里ちゃん):日々のことに感謝しながら、どういう人と出会って、どういう生き方をしていきたいのか。そして、わたしはどういう感情なのか、そのとき。というのを先に受け取りながら、うん。
WAKANA:そのイメージはどのようにされてたんですか?
鈴木(絵里ちゃん):はい、イメージは……、たとえば外見だったら、わたしは背が高くって顔がクールな感じで…。
WAKANA:(会場内にいるご主人を探し)あれ? いない(笑)。
鈴木(絵里ちゃん):っていう…、実は外見で描いてたことが(現在の主人は)ぴったりだったんですね。
WAKANA:えぇ!
鈴木(絵里ちゃん):あと内面、考え方、心の在り方。どういう人なのかというのを全部表現していったんですけれども。じゃあ、わたしはその理想の人、運命の人にとって「ふさわしい自分なのか?」っていう。
WAKANA:なるほどね〜。
鈴木(絵里ちゃん):そこが自分の成長課題だなって思って、現実から目をそらさずに、現実を受け入れて。その人に出会うまで、わたしの課題はここにあるだけだという考え方で。
それをこう前向きに…、自分の成長として生きて。「きっとわたしの理想の人は、思いやりのある人が好きだろうな」とか。「乗り越える力をもってる人が好きだろうな」という想定をして。
WAKANA:すごい! じゃ「こういった理想がいいな」「こういったことをしたいな」ってイメージしていくけど、ただそれで終わりじゃなくって、それにふさわしい自分になることを努力したと。
鈴木(絵里ちゃん):そう、努力することを楽しむようにした感じ
WAKANA:なるほど。
鈴木(絵里ちゃん):もしほんとに出会えたときに、「わたしが提供できるものは何なのかな?」って。笑うとか。「こうしてほしい、ああしてほしい、これほしい」じゃなくって、「わたしが提供して差し上げられることは何だろう?」…。っていうことを全部ストーリーで描いて、そのとおり全部が叶ってるというか。
WAKANA:なるほど〜。じゃ、秘訣としては……。
鈴木(絵里ちゃん):現実を受け入れて、与えられた問題は成長課題と捉え、笑顔で努力をする。恵まれている日々に感謝をして心を豊かにすること。望むイメージを明確にして信じきること。前向きに生きること、ですね。
WAKANA:なるほど。素晴らしい。
全員:(拍手)
サインに気づく。自分の人生はサポートされていると知って、ゆだねる。
WAKANA:美裕紀ちゃん。
香椎(美裕紀ちゃん):秘訣……そうですね、サインに、気づくということかなと思います。自分にとってほんとに必要な人だったり、自分の人生にとって絶対大事な何かに出会う道って、そこに向かって川が流れてるみたいな感じだと思うんで。
そういうときに、道標として常に教えてくれるのが、サインだったりだとか、そういう直感だと思うので、それを頼りに進んでいくこと。常に自分の人生はそうやってサポートされているとか、守られているんだなっていうことを信頼する、ゆだねるということかなと。
WAKANA:なるほど。サインを受け取って、あとは委ねて信頼をすると。
香椎(美裕紀ちゃん):はい。
WAKANA:なるほど。ありがとうございます。
全員:(拍手)
深く考えずに、行動する。考えすぎないのがいい
WAKANA:ノッチ先生。
猪野(ノッチ):ぼくはその二人と出会ったときの共通点を思い出してみたら、まず1つが行動したかなって。
WAKANA:あぁ〜。
猪野(ノッチ):目標に向かってという感じじゃなかったんですけど、動いた。引きこもってる状態から動いたというのが1つ目の共通点で、2つ目がいい意味で流されていること。ミヒロさんと出会ったときも大学側から「手伝ってくれないか?」と言われたときに、「じゃあ、手伝います」と言ったし、「ミヒロさんから直接学びたいんですけど」ってミヒロさんに提案したときに、「カバン持ちどう?」と言われて、別にカバン持ちになりたかったわけじゃなかったんですけど(笑)。
WAKANA:そのときはね。
猪野(ノッチ):でも、「じゃあ、カバン持ちやらせてください」と言ってやったし。あっこちゃんと出会ったときもふじしー(仲間)が「やったら?」って、わかめ(WAKANA)ちゃんからパートナーシップの話を聞いたときに「あぁそっか」と思って、周りからの声を素直に聞くというか……。
WAKANA:素直ね。
猪野(ノッチ):実行した。あと最後に、あまり深く考えなかったというか(笑)。
WAKANA:うんうんうん。
猪野(ノッチ):ミヒロさんと出会ったあともずっとこうやってご縁をいただいているのは…。就活して、内定もらってたんですけど、「ミヒロさんといるほうが楽しいから、いいや」って思って。内定よりミヒロさんとずっと一緒に…。
WAKANA:えぇ!
猪野(ノッチ):「遊びたいな」って思って。
あっこちゃんと出会ったときもプロフィールがめっちゃ素敵だったんで、二日間「こんなぼくじゃダメだろうなぁ」って思ってたけど、あまり深く考えず行ってみようと思った。
考えすぎなかったのがよかったのかなと思います。
WAKANA:そこすごいポイントかもね。
猪野(ノッチ):その3つが共通点かなと思いました。
WAKANA:いや、素晴らしいまとめですね、先生(笑)。
猪野(ノッチ):ありがとうございます(笑)。
全員:(笑)
WAKANA:はい。ありがとうございます。
こうやって聞いていただいたらわかると思うんですけど、みんな「選ばれたい」とか「君は特別なんだよって言われたい」という思いがあると思うんだけど。
でも、それって「誰も言ってくれないんだよ」と誰かが言ってる言葉を聞いたことがあって。やっぱり自分が自分で”特別だ”と思える人間になるとか、自分から選んでいくことをやっていく3人の生き方と行動が、運命の人と結びつけたんだなって感じました。
ありがとうございました。
鈴木(絵里ちゃん)・香椎(美裕紀ちゃん)・猪野(ノッチ):ありがとうございました。
会場:(拍手)
写真記録チーム/田島聖子、多賀 健、猪野裕介