運命の人って、いったい誰? どんな人なの?どうしたら出会えるの?

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講演録『運命の人と出会う秘訣』Part1

 

「運命の人」と出会い、素敵なパートナーシップを築いている3人のスピーカー。まずは女性二人の「運命の人ってどんな人?」「運命の人との出会いは?」から告白に至るまでのストーリーからスタート。募らせた片想い、何度も諦めかけた恋心…、思わず胸がキュンとなる女性からの愛の告白とは?

2018年9月30日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA セッション3A



▼登壇者情報
スピーカー/
鈴木 絵里
ホスピタリティエデュケーター

香椎 美裕紀
運命のサインをよみとく専門家、スピリチュアル・ヒーラー、西洋占星術師

猪野 裕介
ウェブマーケター


質問家/
WAKANA
Holistic Life Consultant

それぞれの運命の人とは? どんな出会いをしたの?

WAKANA(以下、WAKANA):今日はですね、「運命の人に出会う秘訣」というテーマでお話しいただきます。やはりお三方とも運命の人に出会っておりますから、神々しさが違っておりますね(笑)。

鈴木・香椎・猪野:(笑)

WAKANA:(皆さん)運命の人に会いたいと思って生まれてきて、人生のパートナー、もしくはビジネスのパートナーといった、運命の人を探し続けていると思います。今日はそういった方々に、お三方のお知恵をいただけたらと思っております。

そもそも「運命の人って、どういう人なんだろう?」というところから話していきたいなって思うんですが、絵里ちゃんは?

鈴木 絵里(以下、鈴木(絵里ちゃん)):はい。

WAKANA:絵里ちゃんにとって運命の人はどういう人ですか?

鈴木(絵里ちゃん):運命の人っていうタイトルをいただいたときに、きっとこういう質問があるだろうなって、ちょっと考えてみたんです。
生涯心で手を繋いでずっと生きていける人かな。一緒に学び合えたり、励まし合えたりしながら、お互いの魂を磨き合える人なのかな。

WAKANA:なるほどね。お互いが魂を…

鈴木(絵里ちゃん):磨き合える。成長 し合える人かなっていう答えが浮かびました。

しつもんカンファレンス2018

鈴木 絵里

ホスピタリティエデュケケーター

大阪在住。
普段は主婦をしながら主人の仕事をサポート。
運命の人に出逢うまでのプロセスの中で、捉え方や考え方、日々の言動から、
秘訣や法則的なものを発見。

 

 

WAKANA:いいですね。パチパチパチ(拍手)

会場:(拍手)

WAKANA:美裕紀ちゃんは?

香椎 美裕紀(以下、香椎(美裕紀ちゃん)):はい、わたしはですね、運命の人というのは、生まれる前に決めてきた、約束している相手というか。自分の魂の片割れ的なものがあるのかな。その人と一緒にいることで、より自分らしくなっていったりがある人かなっ、て思います。

WAKANA:なるほどね。一緒にいることで、一人でいるよりも自分らしく在れるっていう。

香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。半分ずつだからそれが(くっついて1つになり)完成する感じ。

WAKANA:素敵な言い方ですね。ありがとうございます。(拍手)

会場:(拍手)

しつもんカンファレンス2018

香椎 美裕紀

運命のサインをよみとく専門家、スピリチュアル・ヒーラー、西洋占星術師
https://ameblo.jp/astromiumiu/

SEや介護職、派遣事務員など、30種類以上の仕事を経験。転職を重ねるたびに年収が減っていくワーキングプアの状態から、西洋占星術師・ヒーラーとして2008年に開業。
以来予約が1日も途切れず、収入は7倍に。クライアント数はのべ8000人を超える。
対面セッションや、運命のサインをよみとく講座には、国内のみならず海外からもクライアントが集まり好評を博する。
著書に『運命のサインをよみとく事典』(サンマーク出版)がある。

 

WAKANA:え〜っと、ここでは(猪野のことを)ノッチと呼ばせていただきたいんですけど、ノッチということで。

猪野 裕介(以下、猪野(ノッチ)):はい。

会場:ノッチ。

WAKANA:ノッチ先生は?

猪野(ノッチ):ちょうどですね、ぼくが言いたかったことを二人が言ってくださったんで(笑)。ほんとうのことを言うと…
W運命の人っていうことを考えたことがなくって…

改めて、このテーマでお話いただいたときに。運命の人ってなんだ?って考えた結果……わからない。

しつもんカンファレンス2018

猪野 裕介

ウェブマーケター

1984年大分生まれ 大学時代にマツダミヒロさんと出会い、彼のかばん持ちとなる。
そのことをきっかけに、時間と場所にとらわれないライフスタイルを実現。
その後、のらりくらりと30まで独身でいたが、WAKANAさんのセッションを受け、妻と出会い結婚する。

 

鈴木(絵里ちゃん)・香椎(美裕紀ちゃん)・会場:(笑)

WAKANA:なるほどね。そういうことだよね。

猪野(ノッチ):なので、今回のセッション中にそれが見えたらいいなって(笑)。

WAKANA:わたしはここにコーチングセッションしに来たんでしょうか?(笑)

鈴木(絵里ちゃん)・香椎(美裕紀ちゃん)・会場:(笑)

猪野(ノッチ):お願いしまーす。

WAKANA:でも実際に、「運命の人は探してるけれども、いったい運命の人って誰なんだろう?どんな人なの?」というのがみんな分からないので、ノッチが言ってることはね、自然な反応だと感じます。

しつもんカンファレンス2018

WAKANA

Holistic Life Consultant

時間と場所にとらわれないライフスタイルで世界を旅しながら、各国でご縁のある方がにホリスティックライフセッションを行う。1年のうち300日は海外に滞在。
2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーズカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。

 

WAKANA:じゃあ、運命の人ってどんな人なの?(笑)っていうことを聞きたいなと思うんですけれども、今日ね、この3人の運命の人って、いらしてます?

(会場内を見渡して)あ、いた!あちらで写真をいち早く撮っているノッポさん。あちらが鈴木絵里さんの運命の人ですね。

鈴木(絵里ちゃん):はい。

WAKANA:美裕紀ちゃんの運命の人は隣の会場で話しております。後藤くんという、とても目が綺麗な才能豊かな青年でございまして。

そして、ノッチの運命の人って珍しく二人いるんです。

猪野(ノッチ):女性二人じゃないですよ(笑)。

鈴木(絵里ちゃん)・香椎(美裕紀ちゃん)・会場:(微笑み)

WAKANA:あんまり笑いが取れなかったね(笑)。

鈴木(絵里ちゃん)・香椎(美裕紀ちゃん)・会場:(笑)

WAKANA:運命の人っていうとね、普通はパートナー、恋愛してから結婚してね、共に生きていく人生のパートナーというのが思い浮かぶと思うんです。けれども、ノッチの場合は、生きる上で、自分の成長や自分を活かすという意味での運命のパートナーにも出会ってるんですね。二人います。

お一人は、ここに座っている可愛いあっこちゃんでございます。運命の人です。
よろしくどうぞ。

全員:(拍手)

WAKANA:もう一人がね……、(会場内を見渡し)あ、手を挙げてる!自分で(笑)。

全員:(笑)

WAKANA:自己アピールしてる(笑)。後ろにいる、ミヒロ(マツダミヒロ)くんでございます。なので、お二人でございます。

鈴木(絵里ちゃん)・香椎(美裕紀ちゃん)・会場:(拍手)

 

出会いの瞬間にインスピレーション。3年間、誰にも言えない片想い

WAKANA:じゃあ、まず3人にね、運命の人との出会いから聞いて、みんなでストーリーをシェアしたいなと思います。

鈴木(絵里ちゃん):はい。

WAKANA:じゃ、絵里ちゃんからノッポさんとの……あ、ごめんなさい。ノッポさんって呼んでます、旦那さまのことを。ノッポなんで(笑)。ノッポさんとの出会いをぜひ。

鈴木(絵里ちゃん):はい。2011年の震災の年に出会ったんですけれども、当時わたしはグループでイベントをするコミュニティをしていたんですね。毎月イベントをするっていう。

そのグループのリーダーがまず先に(現在のご主人に)出会ってくださって、(彼は)わたしたちのコミュニティを活性化するために来てくださったんですね。

そのときに出会いをいただいて、もうなんか一瞬のインスピレーションがあった感じでしたね。

WAKANA:へぇ〜。

鈴木(絵里ちゃん):その感じたことが…、まったく(現在のご主人のことを)知らなかったけれども、目が合った瞬間に「この方とどういう関わりをもっていくんだろう?」という言葉が浮かんで。

WAKANA:へぇ〜!

鈴木(絵里ちゃん):(そんな)出会いでした。

WAKANA:まったく知らない相手なんだけど、どんな関わりをするんだろう?

鈴木(絵里ちゃん):「この人とどういう関わりになっていくんだろう?」というのは、すぐ直感で。ちょっと他の人にはもったことのない感覚でした。

WAKANA:それはもう最初に……。

鈴木(絵里ちゃん):最初のインスピレーションで、なんかこう、ありましたね。

WAKANA:そのときは、もうほんとに「この人!」って思ったんですか?

鈴木(絵里ちゃん):ううん。まだ全然。そのインスピレーションは、”何”かは分からなかった。それはあとで気づくんですけど。一目惚れだったことに。

WAKANA:うんうん。

鈴木(絵里ちゃん):あとで自分がすごい好きなんだなっていうことに、ちょっとずつ気づいていく…、感じだったんです。

WAKANA:そっか。じゃ、その最初は「好き」という感情までは気づけなかったけれども、なにか特別な…。関わりというか、繋がりがっていう感じで。

鈴木(絵里ちゃん):はい。そうですね。

しつもんカンファレンス2018

WAKANA:そこから、お付き合いに至るまではどんなストーリーが?

鈴木(絵里ちゃん):3年間は片想いです。

WAKANA:え〜!こんなに綺麗な美しい方が3年も片想いされてた。

鈴木(絵里ちゃん):片想いをしてました。誰にも言えずに。当時は(現在の主人は)わたしたちの先生という立場だったので。

WAKANA:あぁ。なるほどね。

鈴木(絵里ちゃん):どちらかというと、雲の上のすごい人っていう存在、位置づけだったので。恋愛感情を持ってしまったことを、一緒にコミュニティを組んでる仲間にも言えないし。それを誰かに表現しようとは思わなかった。自分の心の中だけの話だったんですよね。

WAKANA:そのときは片想いでいいやって?

鈴木(絵里ちゃん):片想いで、表現しようとも思わなかったし、付き合いたいとか、結婚したいとかも思ってなかったですね。たぶん、わかってたと思う。それは有り得ないっていう。顕在意識ではそれは有り得ないって。

WAKANA:先生だし……。

鈴木(絵里ちゃん):うんうんうん。その時代が3年間。

 

この気持ちを伝えなければ、イエスでもノーでも前に進めない

WAKANA:じゃあ、その3年間を経て、何かが変わったんですか?

鈴木(絵里ちゃん):3年間を経て、先生と塾生という立場がなくなったんですね。なくなったというか、(そのコミュニティを)卒業して。会う機会がなくなったんですね。
で、半年ぐらい経ったときにノッポさんのお誕生日がくるんですね。

WAKANA:うんうんうん。

鈴木(絵里ちゃん):今はfacebookがあるので、「お誕生日おめでとうございます」という(メッセージ)のが毎年恒例だけれども、きちんと心を込めてしていたんです。で、また「お誕生日おめでとうございます」と……。そしたら、電話がかかってきたんですよ。

WAKANA:おぉ!たまたま?

鈴木(絵里ちゃん):うん。で、「最近どうしてんの?」みたいな(笑)。電話がかかってきて、近況報告をすることになるんですね。

WAKANA:うんうんうん。

鈴木(絵里ちゃん):わたしのこの気持ち(恋心)は伝えてないし、気持ちはあるけど、表現しようとは思っていなかったのが、またちょっと(恋心が)膨らみ出すっていうか。電話かかってきたりして。

それで、近況報告をしていて……、当時ノッポさんが福岡でお仕事をされていて、わたしは大阪だったんですけれども、月に2回大阪に来る仕事があったんですね。そのときに、「じゃあ、今度ランチしようか?」って。わたしがした近況報告が、あまりいい報告ではなかったんですよ。

WAKANA:そうか。

鈴木(絵里ちゃん):そうなんですよ。それで「もうちょっと聞こうか」ということで、ランチをすることになって……、ちょっとドキドキ(笑)。
っていうのが、再会だったんです。

WAKANA:3年ぶりのそのあとの再会。ランチ…、まだデートまではいってないですね。

鈴木(絵里ちゃん):そうそうそう。先生と生徒という立場で。

WAKANA:で?

鈴木(絵里ちゃん):やっぱりすごく自分の気持ちを明確にすることになるんですよね。再会したことによって。はっきりわかってしまう。

WAKANA:うんうん。それはどんな気持ちですか?

鈴木(絵里ちゃん):それは……、すごい尊敬する人で、すごい人なんだけれども、やっぱりわたし、この人のことすっごい好きやなって。

WAKANA:う〜ん。

鈴木(絵里ちゃん):塾生であるうちは揺れなかったけれども、もう卒業していたし。自分のために「それ(相手の答え)がイエスでもノーでも自分の気持ちを伝えよう」と思ったんです。

WAKANA:うん。それは、お付き合いがしたいとか、特別な関係になりたいとか、もっとそれ以前の話で。

鈴木(絵里ちゃん):わたしの気持ちを伝えなければ、わたしは進めない。

WAKANA:なるほど。なんかもう、ぱんぱんになった想いが溢れちゃった感じ。

鈴木(絵里ちゃん):溢れた感じで。話せば話すほど、すごく好きだなっていうことを認めざるを得なくなって。

WAKANA:うんうん。

鈴木(絵里ちゃん):それで、当時すごい好きな人ではあったけれども一緒になれるっていうのは思ってなくて。
でも、ずっと孤独感があって。パートナーも…、一緒に生きていける人がほしいし、でも、この気持ちを伝えなければ、イエスでもノーでも前に進めない。

WAKANA:たしかにね。

鈴木(絵里ちゃん):どっちにしても前に進めないと思って、わたしから告白をしました。

WAKANA:へぇ〜。女性から告白をされたんですね。

鈴木(絵里ちゃん):”自分のために”。

WAKANA:それは大事。自分のためにね。

鈴木(絵里ちゃん):はい。

WAKANA:付き合いたいとか、告白をすることで何かを得たいとかではなくって、自分が前に進むために告白をした。そしたら?

鈴木(絵里ちゃん):先生という立場だったので、すごく困ったと思うんですよ。でも彼が言ってくださった言葉っていうのが「絵里ちゃんに言わせてしまってごめんね」って。

WAKANA:ちょっと〜聞きました?(笑)ノッチさん(笑)。

猪野(ノッチ):(うんうんと頷く)

全員:(大笑い)

WAKANA:へぇ〜!わたしの真後ろに(絵里さんのご主人が)いると、ちょっとやりづらい(笑)。

しつもんカンファレンス2018

鈴木(絵里ちゃん):この気持ち(恋心)が伝わっていたんだなって。

WAKANA:うん!

会場にいたご主人:(照れ笑い)

鈴木(絵里ちゃん):(会場内にいる照れ笑いのご主人に向かって)全部バラそうと(笑)。

WAKANA:なるほど。じゃそこで、お付き合いが始まったということですね。

鈴木(絵里ちゃん):うんうん。

 

光って見えた名前、「すごく好きかも」の気持ちが育っていく

WAKANA:美裕紀ちゃんは?
わたしはご主人のことを後藤くんって、呼んでいるんですが。後藤くんとの出会いはどんなだったんですか?

香椎(美裕紀ちゃん):わたしは2014年にfacebookで最初出会ったんです。友人のウォールに写真が上がってきて、そこにタグ付けられている人(ご主人)がいて、それを見たときに…。わたし、自分にとって必要なものとか、必要な縁のある人の文字が光って見えるっていう、そういう特技があるんですけど。

WAKANA:え〜っ!素晴らしい。

香椎(美裕紀ちゃん):そこ(facebook)でその人の名前が光って見えたので、「あ、なんかこの人よく分からないけど縁がある人なのかな」って思って、友達申請を出してみたんです。
それが最初のきっかけというか。

WAKANA:へぇ〜。(名前が)光って見えても、その人とはまだご縁がないじゃないですか。でもちょっと思い切って自分から……。声をかけてみたんですか?

香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。声をかけたというか、友達申請を出しただけだったんですけど。それで友達になったというのが最初で。

で、そのことはちょっと忘れてたんですけれども、それから2ヶ月か3ヶ月くらいしたときにある人のセミナーに行って。そこの会場に500人くらい人がいたんですけれども。

WAKANA:うんうんうん。

香椎(美裕紀ちゃん):休憩時間にうろうろしてたら、見覚えのある人がいて、「あれ?あの人ってこの間facebookで友達になった人だよな」と思って、それで声をかけたんです。それが初めて会話をした瞬間でした。

WAKANA:へぇ〜。たしかに名前は光っていたけれど、そのときは「この人こそわたしの運命の人だわ!」というようなことはなかったんですか?

香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。やっぱり文字が光ってる人はたまにいるし、それはいろんなご縁で光ってたりするので、どういうご縁なのかは全然わからず。

WAKANA:うんうんうん。なるほど。じゃ、声をかけたときもなんとなく「この前の人だ」って…。

香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。

しつもんカンファレンス2018

WAKANA:なんとなく軽い気持ちで声をかけたんですね。その後気持ちが変化していったのは、どんなプロセスがあったんでしょうか?

香椎(美裕紀ちゃん):そのあとfacebookで、わたしが何か投稿したときに、彼がいいねを押してくれて。そうすると、いいねを押してくれた人の名前が出るじゃないですか。で、その名前を見たときに、やっぱり光って見えたんで、「あ、やっぱりこの人、縁のある人だよな」って思って。

WAKANA:へぇ〜。

香椎(美裕紀ちゃん)それで、その「もうちょっと二人で話してみたいな」と思って、メッセンジャーでメッセージを送ってみて。「ご縁があるような気がするんですけど、一度お茶でも行きませんか?」みたいな感じで。

それで二人で会って話しているときに、さっき絵里さんが言っていたような、一目惚れっていう感覚ではなかったんですけれども、こうなんか…。

WAKANA:あれ〜?みたいな?

香椎(美裕紀ちゃん):そう!「この人、わたしのパートナーかな?」っていう(笑)。

WAKANA:え〜!でもそのときは二回目くらいですよね、もともとお会いしたのは。二回目で、あまり彼のことは知らなくて、お茶をしていたら自然と湧き上がってきたんですか?そういうふうに。

香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。

WAKANA:えぇ〜。なんかこう、その想いで、で?

香椎(美裕紀ちゃん):「わたしこの人のことすごい惹かれてるなぁ」とか「すごく好きかも」っていうふうに思って、その気持ちがだんだん育っていったというか。

WAKANA:うんうん。

 

「あなたにはわたしが必要だと思う」、そっけない反応だった彼からまさかの…。

香椎(美裕紀ちゃん):そのときはお茶に自分から誘ったから、今度は(現在のご主人からお誘いが)来たらいいなぁとか思ってたんですけど、特にくる気配はなく(笑)。

WAKANA・鈴木(絵里ちゃん):(笑)

香椎(美裕紀ちゃん):「あ、もう一回自分から誘ってみようかな」みたいな感じで。

WAKANA:すごい。

香椎(美裕紀ちゃん):「ご飯行きませんか?」とか「今度イベントあるんで、一緒に行きませんか?」みたいなのを自分からアプローチして。

WAKANA:すごい積極的ですね!(笑)

香椎(美裕紀ちゃん):そう。でもなんか、あんまり反応がないというか(笑)。

WAKANA:(笑)

香椎(美裕紀ちゃん):5回くらい誘って、1回来てくれるかみたいな。

WAKANA:昨日、旦那さまの後藤くんは愛妻家のテーマでお話しいただいてるんですね。
そのぐらい今はもう愛妻家なので、まさかそんな態度だったとは(笑)。ちょっとびっくりですね。

香椎(美裕紀ちゃん):はい。

WAKANA:そんな、ちょっと冷たい感じだったんですね(笑)。

香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。「完全にこれは脈がないな」って。

WAKANA:うん!たしかにそんなだったらそう感じちゃうかもしれない。で?

香椎(美裕紀ちゃん):で、いろいろきっかけを探してたんですけど…、片想い期間がだんだん長くなっていって。半年くらい経ったときに、「これは、このまま続けてても、何も進展しなさそうだな」って思って。
「待っててもダメだから自分から告白するしかないのかな」って。

WAKANA:え〜、でもその時点で、お茶に5回誘っても返事こないみたいな状態でも、自ら告白しなきゃ、しようって思ったんですか?

香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。それもほんと”自分のため”っていうか。

WAKANA:へぇ〜!

香椎(美裕紀ちゃん):それを続けていてもずっともどかしい状態が続いてて。かといって諦められるわけでもなくて、ただ時が経っていくのかなって思ったので。「これはちょっと言ってみよう!」みたいな。

WAKANA:ほぉ!勇気を出して。

香椎(美裕紀ちゃん):はい。そうですね。勇気をもって。
そしたら……、最初は「考えさせてくれ」みたいな感じで(笑)。

全員:(笑)

WAKANA:おっきい声で言ったら(隣の会場のご主人に)聞こえるかな?(笑)

香椎(美裕紀ちゃん):ですけど、1日経って「昨日の返事なんだけど、付き合おっか」みたいな。

会場:え!?

WAKANA:はっ!そこでもう「付き合おっか」って言ってくれたんですか?

香椎(美裕紀ちゃん):そうなんです。

WAKANA:えぇ〜!それはなんか理由を添えてくれたんですか? 今までだってすごい冷たかったのに(笑)。

香椎(美裕紀ちゃん):う〜ん……、なんだろう? その人と一緒にこれから人生を過ごすとしたら、なんかこうすごく楽しそうだなっていう、そういう彼のビジョンというか、感じたので。

WAKANA:うんうん。なるほどね。こんなにいっぱい連絡くれるし、返してないのに(笑)。「何か彼女にはある」と思ったんですね。

香椎(美裕紀ちゃん):はい。

WAKANA:へぇ〜!それで、お付き合いをされることになったと。

香椎(美裕紀ちゃん):はい。で、あと告白したときの言い方というか、言ったことが…。普通に「好きです」っていうことと、「わたしにはあなたが必要だと思う」って言って。

WAKANA:へぇ〜!

香椎(美裕紀ちゃん):そして「あなたにもわたしが必要だと思う」って言って。

WAKANA:かっこいい!

香椎(美裕紀ちゃん):それがけっこう「あ、たしかに必要な気がする」みたいに感じたみたい。

WAKANA:えぇ、かっこいい!なんか男気がある(笑)。「あなたにはわたしが必要だと思う」と。

香椎(美裕紀ちゃん):うんうん。

WAKANA:特にその時点でね、深い関係でもなく、お互いのことを知らなかった状態で、言い切ったわけですね。

香椎(美裕紀ちゃん):はい。

WAKANA:へぇ!それでお付き合いをされたと。

香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。

WAKANA:すごい旅路!お二人とも片想いから始まってるんですね。片想いと自らの勇気と行動、自分のための告白から始まったんだ。ありがとうございます。

 

しつもんカンファレンス2018

(パート2へ続く)

写真記録チーム/田島聖子、多賀 健、猪野裕介

 

次の記事を読みたい方はこちら

それぞれの運命のサイン。飛行機に乗り遅れる、形見の指輪、ナンバー515

をご覧ください。

 

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