女性にしかできないことや役割をたくさん担うことは楽しい。時間と感情をマネジメントしつつ、周りを巻き込んでいく

0

講演録『母親で女性で経営者の秘訣』Part3

 

まとめの言葉として3人が語り始めたのは、母親で女性で経営者とたくさんの役割を持つことは楽しい、ということ。時間の活用術や感情のコントロールなど、もっと聞きたい秘訣が出たところでお開きとなりました。

2017年10月1日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA セッション6C


▼登壇者情報

スピーカー/
岸本 亜泉
書家

宮脇 恵理
システム会社経営者

大嶋 博子
株式会社リードポテンシャル 代表取締役

質問家/
熊倉 達之
一般社団法人リラクセンスボディセラピー協会


熊倉:何人かの方に(質問を)いただきましたけど、さらに(会場に)聞いてみたいなと思うんですが。順にいこうかな。

ちょっとお聞きしてもいいですか?

参加者:もうだいぶ入ってきました。「バランスとか、どうなのかな?」って思ったんですけど、人に頼むとか出てきたんで。あと、頼む自分を許すとか。

「あぁ、そっか。そういうところでバランスをとっていけばいいんだな」ということを、聞いていて思いました。

熊倉:ありがとうございます。嬉しいですね。いろいろなことを感じていただいていて。

(スピーカーに向かって)逆に話しておきたいことってないですか?

 

女性だからこそできるいろいろな役割をやり尽くす

岸本:話しておきたいことは、女性に産まれていることってほんとに最高で、それでお母さんにもなれて。

男にできないじゃない? 自分のお腹の中で育てるということはできない。でもお母さんもしながら仕事もできてって。すごく……、さっきもおっしゃってたけど、こんなふうに役割をたくさん(担うことは)、大変じゃなくて楽しいんですよ。

女性特有の、女性にしかできないこととかもあるんで。思う存分、楽しみたいですよね。

大嶋:確かにね。

私、たとえば、自分は男性をやったことはないんだけれども、「家事両立が(大変)」って言われるけど、逆に切り替えになるなって思う瞬間がすごくあったりする。もうどんなに背負っていても、とにかく家に帰って「さあご飯作るぞ!」って言った瞬間に、なんかバチっとスイッチが切り替わるとか。

海外と行き来していた時も、今以上に時間がなかったんですけど、もう飛行機に乗った瞬間、強制執行で切り替えるしかないという……。

よく「環境を変えて」「場を変えて」とか言うじゃない? そう簡単にはできないけど、なんかそういうふうに、単に家に帰るだけで完全に場も変わるし、環境も変わし、相手も変わる。バチってスイッチを切り替えちゃうという意味では、女性だからむしろ得やすかったのかなという気もするし。

あと、世代的なものもあるんですけど、私、来年もう50なので、そのぐらいの世代ってすごく頑張らないと、女性は自分のポジションを手に入れることができなかった世代なんですね。

逆に言えば、これがもし、私が男性のように、今の若い人のように、何でもかんでも手に入れて働くことができる時代に生まれていたら、「こんなに頑張れていただろうか?」とか、「こんなに仕事というものができることを、ありがたいなとか、嬉しいなとか思えただろうか?」って思うと、もっと違う感覚だったのかもしれない。

だから私は、いろんな障害があったかもしれないけど、その時代に生まれ、そしていろいろなものと戦いながらやってきて、それはそれでよかったんじゃないかな、とか。うん。

熊倉:今の話を聞いてどうですか?

宮脇:ほんとにそうだな、同じだな、と思いながら話を聞いていましたね。うん。

熊倉:それぞれね、年代が別だったりしますけど、あいちゃん(岸本)は今の話を聞いてどうですか?

岸本:ひろちゃん(大嶋)の話? うん。どうしよう……、一緒だから何を答えたらいいか(笑)。

熊倉:一緒なんですね。

岸本:  あと、そう、さっき話していたのが、女性で「起業して経営をやってみたいな」と思った方々で、「自分らしいとは何か、定まらない」とおっしゃっる方、ちょっとやってみたけどうまくいかなくて止めちゃったり、諦めちゃったりする方って多い。

でも「もうちょっと考えてみようよ」と。最初っから100%決め打ちで行って成功するなんて、ほとんどないから、たくさんいっぱい失敗してきて、自分に合わないものもたくさん知ったし。だから、自分に合うものが”これ”ってわかったし。

しつもんカンファレンス2017

岸本:ライフスタイルもそうで、私も昔は海外にガンガン飛んでたんですよ。もう、外に出たい外に出たい。いろんな、こんな暮らしもしてみたい。家族といっぱい離れた時間も過ごしたけど、やってみたから、「あ、寂しいんだ、私」って気づいて。じゃあ、「お家の中で子どもたちと過ごしながらやっていくスタイルが合ってるんだ」というのは、失敗したからわかった。

たくさんお金も稼いでみたけど、「稼いだら幸せか?」というのも、「そうじゃない」って稼いでみてわかったし。失敗しないと、逆に自分にとってのベストはわからないのかもね。

でも、失敗することを恐れたり、失敗して1回で止めちゃうのはすごく…、ほんとに「可能性があるのにもったいないよね」という話を楽屋でしてました(笑)。

熊倉:僕はうんうんってそれを聞いてた。

岸本:失敗も全部ひっくるめて、最高に今楽しいんですよね。苦労かと言われたら「全部楽しかったよね」とか。「失敗もあったからよかったよね。成長したよね」という話をしていて。

熊倉:それ、言ってましたよね、共通でね。

側から見ていると、すごく大変そうに見えたりとか、すごく苦労してるよねと思っても、経験しているご自身としてはちょっと違った見え方というのか…。

外側から見えているものと内側から見えるものって、やっぱり違うんですかね?

大嶋:そうですね。やっぱり何が大変か、評価は自分が決めるものかなと思うので。

でもやっぱり、女性って人の目を気にするし、横並びも気になるじゃないですか。だから、これもやっぱり自分の心との戦いで、何をもって自分でよしと思えるか、そこら辺の割り切れるかどうか、というのがあるかなと。

だからさっき、あいちゃん(岸本)が言っていたみたいに、やっている途中で自分がそこに負けて、仕事辞めちゃったりとかすると思うんですけど、なんかその辺は…。

しつもんカンファレンス2017

宮脇:ほんとになんかね、苦労…、苦労というのを思い出せない。たぶんいろいろあったんだろうけど、それよりももっと楽しいことが多いし、ワクワクすることも多くて。これから先のことを考えても楽しいし、「私ってなんて幸せなんだろう」っていつも思うんですけど。

だけど、なんだろうな。だんだん「歳をとったな」って自分で思う瞬間があって。

それは、私が最初に自己紹介のときに話したように、仕事がずっとしたかったけども、仕事が続けられない環境があって、で、経営をするという道になったということをお話したようにね、今、女性ってけっこう追い風じゃないですか。

女性が働くことが追い風で、いろんなことができるようになっているから、女性にはね、自分のやりたいことはどんどんやって、自分が正しいと思うこと、で、周りの人もいいと思うことはどんどん実行していくことで、続く人たちがもっとこう、生きやすいというか、もっと仕事と家庭を両立できやすいようになっていくんじゃないかなって。もっと苦労がなくなる日本になったらいいなって思ったりします。

熊倉:あいちゃん(岸本)。

岸本:ん? 質問なんでしたっけ?

熊倉:何でしたっけ?

大嶋:なんだっけ?(笑)。

熊倉:あれ? 何でしたっけ?忘れちゃった。

すきま時間とかたまり時間の使い方

岸本:今ね、話を聞いていて思い出した。全然関係ない話なんですけど、そう、私たち女性が仕事と子育てとかを両立するときに、時間管理を味方にするとすごく力になるというか。

で、私はふだんこんなことをしているという話をしていいですか?

今は、まとまった時間で仕事をするのは週1回なんですね。あとは、日頃のすきま時間を使って仕事をしていて、娘が昼寝した時、横にゴロンてなりながら携帯で仕事するとか、あとたまにしか作らないですけど、カレーを作って煮込んでいる時間に仕事するとか、移動時間に仕事するとか、そんなすきま時間(を使っています)。

日常に、1分、3分、5分という時間は転がってるから、この小さい空間にもすごい可能性があるから、それを拾って、仕事をすごく分割してやっていたり。この仕事のためには、じゃあ、1分時間ができたら何がしたいんだ? メール返せますよね? それをいつもリストアップしているんですよ。3分時間があったらこれ、5分時間があったらこれって。

そして、大きく仕事が動くときは、パソコン広げた時点で何をするというのを書いてあるんですよ。たくさんプロジェクトがある中でも、どれだけ進捗しているか、これはここまで進んでいるからとか(を書いてある)。

「今日何しよう?」って考える時間がもったいない。その10分が。

だから(パソコンを)広げた時間でやることを書いてある。ということは、パソコン閉じる時に、次に広げた時にやるべきことをちゃんと書いておく、というのを徹底しています。

今日やることでいちばん大切なことは、明日やることを決めること。そしたら、パッて時間ができた瞬間に動けるから、それをやっている時とやってない時というのは、全然仕事量(が違う)。かたまり時間をそんなに使ってないけど、仕事量がたくさんできる。

「何しようかな?」って考えている時間がなくなったので、そういうのを節約していると、すごくやりやすくなりました。

しつもんカンファレンス2017

熊倉:へぇ~、おもしろいですね。いい話でした(笑)。

岸本:(2人に向かって)どうですか?(時間を)節約されてますよね?

宮脇:今、一個だけ思い出したんだけど、すきま時間はすごく重要で、私、ミヒロさんと出会ってから一つ、していることがあって。

メールとかメッセージとかがたくさん来るんですよ。なので、とりあえず返事をすぐする。それは「はーい」とか「いいよ」とか、それだけなんだけど、後からしようと思うとどんどん溜まっちゃうから返事だけをすぐする、というのはやっています。

大嶋:それいいね。瞬間やれば早いですもんね。 寝かせることによって言い訳とかいろいろ(笑)。長くなるよね? 確かにね。

私も基本的にやるのが遅いんですね。後回しにするのが大好きなんですね。なので、最後に首が締まるんです。なので、もうほんとに……。実は今年、女性向けの本を出すんですけど、その中でも時間術とかも書くんですけど、自分も教えていることは全部やりましょうって。

ときどきですけど、デスクワークできる日とかは、何をやるか15分単位で全部書きますね。

宮脇:へぇ~。

大嶋:全部書いてみる。そうするとやっぱり、自分が想像していたイメージよりもこの仕事をするのに時間がかかってるなというのが、客観的に(わかる)。

自分に知らしめておかないと、イメージだけで「今日はこれやります、これやります」って10個くらい書いて、「なんで2個しか終わってないんだろう?」ってなったりするから。やっぱり1回(全部を)書いてみて、現実ベースで考えるというのは、ときどきやりますね。

あのほんとにね、死ぬほどためちゃうから仕事。

あとは、今年、自分じゃなくてもいい仕事は人に頼むことに(しました)。たとえば、請求書発行しますとか。請求書は出さないとお金が入ってこないから超大事なんだけど、「別に私が請求書を作って、住所書いてなくてもいいよな」って思って。それは、外注にするとか。

最初、(人に)頼むことが思いっきりめんどくさかったんだけど、いざ頼んでみたら超ラク。なんでもそういう、自分じゃないとできないものと自分じゃなくてもいいものを分けていくことが、どこかのタイミングで絶対的に必要だなというのは思いますね。

熊倉:そうですよね。いろんな工夫がありますよね。

しつもんカンファレンス2017

岸本:あります。

熊倉:もっと引き出せばいろいろ出てきそうですけど(笑)。

 

感情の波をどうコントロールしているか?

岸本:あとね、女性って感情の生き物じゃないですか? 感情とどうやって付き合ってますか?

大嶋:たとえばどういうこと?

岸本:たとえば、仕事してたらね、「このヤロー!」みたいなところもあるわけですよ(笑)。楽しいことばっかりじゃなくて、「何くそ」みたいなこともあるわけ。けっこう女性って、感情のままにビジネスやっている方が多いなぁって。自分もそうだったんですけど。

感情の生き物で、プラスに出る面とマイナスに出る面があるなと思っていて。かと言って、経営者だから、仕事を提供しているからって感情に蓋をしてしまうのも、これもよくないというので、私的に編み出したのが「このヤロー」って思った時は「このヤロー」って叫ぶんですよ(笑)。

大嶋:どこで?(笑)。

岸本:たとえば、そこに聞いてくれる人がいればですけど、「ちょっと聞いて!もうマジでムカつく!」って言って、自分がそう感じているということをちゃんと感じてあげた上で、でもそのまんま対応するのではなくて、1回呼吸をおいて、自分が冷静になるまでちゃんと待つ。

冷静になった上で、そのままぶつけたってお互いによくないわけだから「じゃあ、どうしたら自分の器を広げられるかな?」って考えたりとか。「どういう対応すれば、お互い成長できるかな?」というふうに考えられるくらいまで落ち着いてから、常に物事を進めるというのをやっています。

メールのやり取り1つとっても、「はぁ、しんどい」とか思ったときに、そのままのエネルギーでやってしまってもよくないので、エネルギーを1回リセットする。

あと、生理前とかやっぱり私イライラしてしまったり、勝手に悲しくなっちゃったりするので、そういうときは仕事しないとか。全然何気ない一言が「ショック!」って受け止めちゃったり(笑)。そうじゃないときは何も感じないのに、勝手にひん曲げてとらえていて。

そういう時は、ちょっとこう淡々とできる仕事をするとかね。というような工夫をしています。

しつもんカンファレンス2017

熊倉:へぇ~。感情ね。

宮脇:感情はほんと、感情的に来たものに感情的に返すと「やっぱり女は…」というのが…。

大嶋:あるよね。

宮脇:だから、そう、私もほんと一緒ですね。「あ~もう、イライラ」ってなった時に、自分の中で1回発散させるけど、冷静になってからお返しします。その時はね。

大嶋:メールとか?

宮脇:メールとか。あと心がけているのは、基本的には嫌われる必要はないから、「感情では返さない」というのは心がけてる。

岸本:吐き出せる人やツールもね、持っておくといいかもね。

大嶋:それは確かに大事かもね。うちは、その吐き出し先は夫なんですけど、私の場合、見ておわかりだと思いますが、口が達者なのでしゃべればしゃべるほど怒りが増幅するというのがあって、自分が怒り狂ってる時は基本口にしないです。しゃべるともっと腹立つから。

ある程度自分で、「あぁ、私、今すっごく腹立ってる」というのだけ抱えて、しばらく耐える。そういう時は当然メールの返信とかもしない。ドツボにはまるから。で、夫にある程度吐き出すと、そういうのは(夫は)慣れているので「うんうん」って聞きながら、私が言いたいことをある程度言い切ったところで、すごく冷静な返しをしてくるんですね。

たとえば「この人信じられないと思わない?」とか言ったら、うんうんって聞いた後、「でもその思考回路は一緒だね」とか(笑)。「えぇ~」とか思っちゃったりして。「えぇ!そうですか?」みたいな。そういった意味では、私とまったく違う性格のパートナーが目の前にいるというのは、大変便利だなって思っちゃったりして。そんな感じで処理することが多いかな。

基本的にビジネスは、「想いが共感できる人とだけ手を組む」というポリシーの元にやっているので、正直、仕事していて腹が立つことはあまりないです。

熊倉:今の話を聞いていて、勝手に僕の中で”循環”という言葉が浮かんだんですけど、感じたことをちゃんと味わい尽くした上で手放していったりというのも循環だし。循環できる相手と付き合っていくとか。どこかで滞ると、何かが起こりますよね。

 

周りを巻き込むコツは?

熊倉:この3人なのでもっと時間あればもっと(いろいろな話が)出てくると思うんですが、そろそろ時間も終盤になってきたので、「これを聞いてみたいな、聞いておきたいな」ということがもしあれば、いかがでしょうか?

参加者:最初のほうのお話で、「私の夢をみんなが叶えてくれる」というふうにおっしゃっていたんですけど、そうやって周りを巻き込む力が、たぶん3人ともすごく強いなって思って。そのコツを教えていただけたら。

岸本:いかがでしょうか?

大嶋:いかがでしょう?(笑)。

しつもんカンファレンス2017

宮脇:私はお願い上手かと。お願い上手。自分が取り立てて得意なことがないんですよ。周りにいる人たちの得意を見つけるのが、すごく上手。そして、お願いも上手。そうやってどんどん仲間を増やします。

大嶋:仲間って大事だよね。

岸本:  私は楽しいことをするのが大好きだし、強みなんですね。物事を楽しくするとか、「これを楽しむためにどうしたらいいだろう? これをみんなで楽しむためにどうしたらいいだろう?」というのを常々考えて、「この人の楽しいって思う瞬間ってどんな瞬間なんだろう?そしたら、この人をこういうタイミングで呼ぶといいよね」というふうに。

やっぱり楽しいほうがいいじゃないですか? 人生。どんな人間も。

なので「ここに来たら楽しいよ」って(笑)。「私と一緒に仕事すると、めっちゃ楽しいよ」というのをいつも言います。で、言ってから考える。言ってから、「その人の楽しいポイントは何かな? 求めているもの何かな? どうしたらここでワイワイがやがやみんなでできるのかな?」というのを考えて、それをやっていく。

出逢ったばかりだとわからない。わからないですけど、「絶対楽しいよ」って言い切る。

参加者:信じちゃう(笑)。大丈夫という感じがします。

岸本、宮脇、大嶋:(笑)。

岸本:それはね、やっています。

大嶋:やっぱり人って、今もそうですけど、プラスのオーラがあるところに集まってくる気はするんですね。だから基本的に、愚痴とかマイナスなことは、極力口にしない。それを言うと、そういうのが好きな人が寄ってくるから。

それを言わないとともに、やっぱり先に何かをしてあげるということをね、(相手に)してもらいたかったら自分が何か1つ先に動いてみる。それが完璧じゃなくてもいいから、「そういうふうにやろうとしてるんです」というところをちゃんとわかってもらえたら(いいと思う)。できるかできないかは、その時によって違っちゃうので。

そうしたら、協力してもらえることも増えるのかなという気はします。

宮脇:もう1つだけ言ってもいいですか? すっごく言い足りなかったんだけど(笑)。

「お願いします」なんだけど、なんかね、お節介なんですよ。自分の願いというより、「この人はたぶんこんなことに困っていて、この人の得意と繋がればもっとよくなるから」みたいな。他人のお願いをする。

大嶋:いいね。

宮脇:そうすると、どんどん繋がっていく感じですよね。

 

いちばん大事にしてきたことは何ですか?

熊倉:この時間じゃ足りないと思うので、もし他にも質問があったら、直接(お三方のところへ)来ていただければなと思うのですが。

最後に一言ずつ。何を聞こうかなと思うんですが……、いちばん大事にしてきたことは何ですか?

岸本:はい!「私で在ること」です。母親であり、妻であり、経営者であり、いろんな役割をもっているけど、「私で在ること」をいちばん大事にしてきました。うん。以上。(会場拍手)

熊倉:ありがとうございます。

宮脇:私はですね、家族ですね。家族があるから仕事も頑張れるというところがあるので、家族との関係性はすごく大事にしています。(会場拍手)

大嶋:自分の想いを裏切らない。自分の想いに嘘をつかない。

結局、無理して頑張ってもどこかで苦しくなってしまうから。やっぱり私は私でしかないので、そう言った意味では、私のモットーなんですけど、自分以上でも以下でもない。今の自分の目線で、ちゃんと人と向き合って仕事をしていく。ということをするといいかなって思います。

熊倉:ありがとうございます。(会場拍手)

というところでお時間になりましたので、この時間がみなさんの今後の一歩につながったら嬉しいなと思っております。どうもありがとうございました。

会場:(拍手)

 

しつもんカンファレンス2017

Share.

Comments are closed.