講演録『なぜ恋愛上手は仕事も人生もうまくいくのか?』Part2
「どんな時に好きになるのか?」「女性に甘えられると、男性は嬉しいのか?」、会場の参加者をどんどん巻き込んで進むセッション。「恋愛上手とは?」の結論は果たして?
2017年10月1日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA セッション3B
▼登壇者情報
スピーカー/
中島 雅美
Love Moderator(恋愛心理カウンセラー)
ハートリー 明子
Body Mind Organic代表
長部 愛
個人向けファッションコンサルタント
質問家/
松尾 英和
プロコーチ
告白にOKを出すときの決め手は何?
松尾:本当にね、予想外の展開が多すぎると思うんですけども、僕がいちばん心拍数がね、ヤラレテルかなって思います(笑)
男性目線の質問を1個ぶつけてみたいなと思っていて、恋愛の最初のね、告白をします、オッケーを出しますみたいなときの、決め手になるものって何なんかなと。
「好きです」、「いいですよ、付き合いましょう」になる決め手があったら、教えて欲しいなと。
ハートリー(あこてぃん):女の立場で?
松尾:そう、女の立場で!はい!
ハートリー(あこてぃん):そもそもその人と一緒にいる自分が好きかどうか。心地良いかどうか。無理して頑張って背伸びして好きっていうのは、続かないんですよ。
松尾:続かない!?
ハートリー(あこてぃん):続かない!なので、その人の前で素が出せること。最初はカッコつけられるんですけど、でも、「その人の前で、私らしくいられるかな」っていうところを。直感ですけどね、うん、うん。
松尾:やっぱり自分の感覚とか、この人といるときの自分の状態みたいなものが?
ハートリー(あこてぃん):さっきいったね、エネルギーの話でも、一緒にいて違和感があるかどうか、わかるじゃないですか。女性ってそもそもの嗅覚があるんですよ。男性より女性の方が臭いに敏感なんですって!そうそう。
だから、実験でもあるんですけど、自分から遠い遺伝子を子孫繁栄のために選んでいるんですって!自然に。無意識、潜在意識の中で。だから、嗅覚でわかるんですよ、「こいつ、いけるな」みたいな。「私の卵子に、あなたの精子が欲しい」みたいな。
松尾:本当、そこまでの嗅覚があるんですか?
ハートリー(あこてぃん):ある、あるんですよ、そもそも。
でも、直感を頼らないで生きていると、他人軸で生きていると、なかなかうまくいかないんですよ。
長部:すごい!
中島(りんごろ):何か思い浮かべた、今?
長部:すごいなんか、納得しちゃった、ハーって。
松尾:いいリアクションですね!
ハートリー(あこてぃん):なんか、ここ、なんかちょっと、違和感ありますよね。
会場:大爆笑
ハートリー(あこてぃん):筋肉が、何か、言ってる。
松尾:筋肉が、何か言ってます?
ハートリー(あこてぃん):そうです。好きって。
松尾:あ、好きって(笑)。ちょっと嬉しいな。りんごろさんは、何か決め手になるものは?
中島(りんごろ):決め手になるものは、自分が喜びを感じているかが大きんですけど、やっぱり、自分の感覚?
あと、恋愛相談をすごく受けるんですけど、逆に、あの、「好きになる瞬間ってどんな瞬間?どんな瞬間に好きになった?」って聞くんですよ。実際に思い浮かべて欲しいんですけど、今好きな人がいる方、パートナーがいる方は、どんな時に好きになったか、ちょっと思い浮かべてみて欲しいんですよ。はい、1分、浮かべて!
ハートリー(あこてぃん):すごい、嬉しそうに笑っている人がいる。
中島(りんごろ):あの人、今ラブラブだから。
ハートリー(あこてぃん):そうですよね!
長部:あの人ね!
中島(りんごろ):イニシャルY!
会場:爆笑
中島(りんごろ):思い浮かべてみて欲しいんですけど、どんな時に好きになったかなって。
私、それを聞いてほんと、100%の方が自分の感覚なんですよ。なんか「あの人の背中が良かった」とか。
長部&ハートリー(あこてぃん):へーーーーー!
中島(りんごろ):指が好きとか。意外となんか
ハートリー(あこてぃん):外見?
中島(りんごろ):感じたもの、自分の感覚で落ちたもの。
「あの人高学歴だから」とかはスペックになるんですけど、そういうことは言わないんですよ。好きになる瞬間は?って聞くと、意外とわけわかんないというか。あの、将来が見えるようなことで好きになってないんですよ。
長部:ヘーーー
中島(りんごろ):先がわかるようなことではなく、自分の感覚で好きになってる。それくらい未知数な感覚で決めているんです。
なんだけど、「あの人がデートに最近、誘ってくれない……」とかなんとかを心配するんですよ。でも、好きになるって曖昧なもので、わからないものに手を出しているからこそ、自分の感覚を大事にすることが大事なんじゃないかなって。
長部:すごいすごい、頷いている!
ハートリー(あこてぃん):そうでしょうね。心から、自分の快不快をね!察知するのって大事ですよね。
中島(りんごろ):そうそうそうそう。それが、私もすごく大切にしてることかなって思っています。
松尾:そういう快不快の、なんか、センサーというか、自分の感覚を、常に磨くというか、常にそこに敏感でいるっていう……。
ハートリー(あこてぃん):大事!うん!
松尾:はい、ありがとうございます。あいちゃんは?
長部:私は、今、話を聞いていて、旦那さんどうだったかな?と、りんごろさんが言われた感じで考えると、あの、手の指が長くて、「すごい好きなタイプ」と思ったんですよ。全然なんとも思っていない時に。「手相を見てあげる」って言った時に、「あ、綺麗な手をしているな」って。
でも、話をしてて、「この人つまんないな」って思ってたんですよね。
会場:爆笑
松尾:そんなん思ったんだ!
中島(りんごろ):最初はね!
長部:面白い人が好きだったので、すごい喋らない人だから、ちょっとつまんないなと思ってたんだけど、「あ、手が素敵」とは思った、確かに。
そのあともお友達で、なんとも思ってなかったし、「付き合おう」と言われた時も、「あ、いいよ~」みたいなくらいで。
中島(りんごろ):だいぶ上からだね!
長部:なんか、快も不快も、そういうのがあんまりなかった感覚というか。
「はい」みたいな感じで、すごく低いテンションから始まって、今超、好きなんですよね。超、好き!毎日、今日がいちばん好きって感じ。
会場:大爆笑
長部:そう、だからあんまり感覚とか直感とか、実はその時はそんなになかったし、がっつり働いてたから、会社とかで。もう、頭でしかものを考えない状態だったから、なんかもう、得か損かって考えたら損なわけではない。
その時に38歳くらいだったんですけど、なんかもう、結婚できるとか、子どもがどうちゃらとか、「ま、いっか」みたいになって。「この人、適しているかな?」とか「結婚したらどうかな?」とかを手放した瞬間だったから、別に適してようと適してないとどっちでもいいかみたいな感覚で、「じゃ、いいよ~」みたいな、「楽だし」みたいな感じだったんですよね。
ハートリー(あこてぃん):なるほどね!
長部:でも好きになった瞬間を考えた時に、手だなって思ったんですよね。
ハートリー(あこてぃん):これどう?(質問家の手を指して)
長部:結構素敵な手です。
松尾:結婚はもうできない(笑)。
「あ!」と思う瞬間は、ふだんの何気ないときに
中島(りんごろ):ちょうどご夫婦がいらっしゃるんです。
長部:ご夫婦でここに来られるって、素晴らしいんですよね。
中島(りんごろ):好きになった瞬間、聞いてみたいですね!
松尾:聞いてみたい!どうぞどうぞどうぞ!
中島(りんごろ):後ろに、けんちゃんって方がいらっしゃるんですよね。
ハートリー(あこてぃん):調子こいて髪がちょっと茶色い人…(笑)
松尾:あ、茶色い人~
中島(りんごろ):けんちゃん、けんちゃん。
松尾:けんちゃん、お願いします!拍手~
会場:拍手
健ちゃん:なんでしたっけ?
中島(りんごろ):好きになった瞬間!
松尾:好きになった瞬間。マイクがあった方がいいと思うんで前の方で~、どんどん始まりますよ~。
健ちゃん:はい、好きになった瞬間。今ふっと思い出したのは、えー、いいのかな、まだ旦那さんがいたタイミングだったんですけど(笑)
中島(りんごろ):エロいね~~~(拍手)。エロい、エロい~~~。
健ちゃん:なんか、一緒にカラオケ行って、相手が酔っ払って思いっきりやりたい放題歌ってた時があって、なんだろう、何か部分ではなく、なんだろうな、そのエネルギーというか、「本来この人はこうなんだな」って思った時に、なんかそこにすごい惹かれたのを覚えています。
中島(りんごろ):ヘーーー
長部:普段はそういうキャラじゃないからですか?
健ちゃん:それまではそういうキャラじゃないと思っていたんだけど、酔っ払って、初めてなんか、めいっぱいカラオケを歌って。
中島(りんごろ):そのギャップが
長部:ギャップっていうやつ?
健ちゃん:ギャップがそうだし、こっちが本物だなって思った。で、あ、そっちに惚れたって感じでした。
長部:おーすごい!素敵~~~~
健ちゃん:そんな感じでした!
中島(りんごろ):いやぁ、ありがとうございます。
会場:拍手
中島(りんごろ):奥様の、奥様の!
奥様:エーーー、嘘!
中島(りんごろ):好きになった瞬間は??
松尾:奥様、どうぞ!奥様、拍手をお願いします。
会場:拍手
奥様:やだ。
中島(りんごろ):可愛い~~、好きになった瞬間を!
奥様:あ!(笑)。そうですね、私、同じ認定講師の同期なんですけど。
ハートリー(あこてぃん):えー、それまたやらしい!
会場:爆笑
中島(りんごろ):それ、エロい!エロい、エロい!
松尾:なんでもやらしい(笑)。
奥様:ずっとね、半年、(健ちゃんのことを)女の子みたいに扱っていたんですよ。女の子の友達よりも仲いいみたいな感じで、違和感とか全然ない感じで、だけど一緒にマレーシアでミヒロさんの講座のお手伝いをした時に、あの~、花屋の健って謳っているんですけど、今まで花を触ったところ見たことなかったんですが、会場にね、お花を用意するって言って、マレーシアの市場に行って、あのね、台にお花をこう生けているその姿が……(笑)
スピーカー全員:エロいーーーー!
会場:大爆笑
ハートリー(あこてぃん):手つきがね!優しい~
奥様:お花をいけているその横顔が(笑)
松尾:横顔が(笑)
会場:あーーーーーーーーーーーーーー
ふーー!! (笑&拍手)
中島(りんごろ):ありがとうございます。
長部:結構思いがけないところを見ているってことですよね、皆さん。
松尾:意外と、なんかこう素の部分っていうか
長部:決めてない時みたいな
中島(りんごろ):そうですね。
松尾:ねー!
長部:いや、見られていますね、皆さん、今も!
松尾:ふだん、何気ない時に、あ!みたいなことが起こってしまうということですね。
女子の“甘える勇気”は、愛される勇気
ハートリー(あこてぃん):なんかやっぱり、自分の弱い部分を見せられる人がいいのかなと思いますね。
松尾:弱い部分?
ハートリー(あこてぃん):弱い部分を見せた方が、結構男性には愛されるなと思ったんですけど、どう?
松尾:いや、あの~~。だから、これ突っ込まれたんですけど、僕はね、あこてぃんに弱いところあるのかな~って思ってね。
ハートリー(あこてぃん):えー!ありますよ!こんなんしてますけど。
松尾:こんなんしてるけど、あるんですか?
ハートリー(あこてぃん):あります、あります。
松尾:弱いところっていうのは?
ハートリー(あこてぃん):手が届かない缶とかを届くとか・・
松尾:そんなとこ? いくらでも取るよ!
会場:爆笑
長部:でもそれが、結構頼めないんですよ。
松尾:そうなんだ!
長部:女子は!特に、頑張って仕事して生きている人たちは、自分で…
松尾:自分で取っちゃう。
長部:そう。しかもちょっとだけ台に乗ってできるくらいは「自分でやるべきもの」と思ってるから、なんか、それは自分でやって手を煩わせちゃいけないみたいな感じに。迷惑かけちゃいけないとか。
ハートリー(あこてぃん):長女でいい子の人は、なかなか甘えられないですよね。
松尾:ということは、女性だったら、そこで「取って」と言える、その方が大切ってこと?
ハートリー(あこてぃん):ちょちょちょちょ、みんなに、男性に聞いて欲しい。甘えられて嬉しいのか、聞いて!
松尾:甘えられて嬉しいのか!
長部:だってわかんないもん。「取って」って言われても。
松尾:そうですよね。ちょっと視線がきたから、「取って」って言われたら……
ハートリー(あこてぃん):甘えられて嬉しいですか?
男性A:とても嬉しいです。
会場:大爆笑
松尾:いい表情ですねー!「取って取って」って!いい表情、いい表情!
長部:どんな甘えがキュンみたいな、可愛いなみたいな♡
男性A:えー、たとえば、その……。そう、たとえば、好きな人とか、ちょっと気になっている人とかと一緒にいるときに、向こうの方が「ちょっとこれやって」って、自分が得意なことに関して頼ってくるのが……。で、それで、「すごい嬉しい、ありがとう♡」ってこう言われたら。
会場:大爆笑
男性A:なんか嬉しいなと、そこでまたキュンと。
長部:キュンと
ハートリー(あこてぃん):なんか、NHKの連ドラみたい!
なんかあの役者さんみたいですね。
会場:大爆笑
長部:イケメン!イケメン!
松尾:とても爽やかですね!
長部:爽やか~!笑顔が爽やか~!
会場:拍手
中島(りんごろ):後ろに男性もいらっしゃいますよ~。そのまま続いて聞いてみましょうか。
長部:聞いてみたい!聞いてみたい!
ハートリー(あこてぃん):甘えられて嬉しいのか?
松尾:甘えられて嬉しいのか、女性の問いに対して。
ハートリー(あこてぃん):「うぜえな、こいつ」と思った経験みたいなのって?
男性B:えーっと、そうですね、いろいろと経験してきているんですけど。
会場:オーーーー
男性B:素敵な方は素敵だなと直感でいつも思うんですけれど。
長部&ハートリー(あこてぃん):甘えられると?
男性B:甘えられると、そうですね、すごく嬉しいです。あの、どんどんしてあげたくなる。
ハートリー(あこてぃん):やっぱそうなんですね!
中島(りんごろ):その後ろの男性の方も(笑)
会場:爆笑
長部:大事なところです。
男性B:戻ってきたところ。
中島(りんごろ):そのために戻ってきたんですよね。
長部:それ答えるために(笑)。
ゆーじさん:えーっと、なんだっけ?
中島(りんごろ):甘えられて嬉しいか?
ゆーじさん:甘えさせません!
松尾:え、どういうことですか?
ゆーじさん:言われる前に僕が全部やっちゃいます。
会場:わ~~~ ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ハートリー(あこてぃん):すごい!
会場:大爆笑!!
長部:一気に女子の気持ちがね、ぐっと彼方に
松尾:ね、いっちゃいましたね!
長部:いっちゃいましたね!
会場:大爆笑
長部:戻して、戻してー。
戻して、戻してー。
中島(りんごろ):(質問家に向かって)早く出して、出して!(笑)
松尾:ねー、なんかこのあいだ
会場:大爆笑
中島(りんごろ):出せばいい!(笑)
長部:シックスパック!ね!
松尾:そうです、そうです、今日のこのために、体を作ってきた。昨日も、炭水化物をとらずに。
長部:すごい!
ハートリー(あこてぃん):やっぱり。
長部:嬉しいですね、皆さん。なんか、しかもすごく嬉しい~!
ハートリー(あこてぃん):うん!甘えられる。
長部:ねー!甘えられない女子も結構。
ハートリー(あこてぃん):そう
松尾:甘える勇気が必要なんですね。
中島(りんごろ):それこそ、愛される勇気ですよ。
松尾:あーーーーーーー
長部:いい!いいこと言うわー!
恋愛がうまくいっている人は、受け取り上手
中島(りんごろ):でも、本当に、あの、我慢できること、自分でできることをするということは、常に、ずっとそのエネルギーというか、そういうことを出しているので、「それがこの人の普通」と思われるんです。「それが素だ」と。だから、当たり前に「君できるよね!」って、甘えさせてももらえなくなる。
長部:確かに。自分でつくっちゃうんですよね!
中島(りんごろ):自分でそういう人になっちゃうから。
長部:誰もサポートしなくていいと思われる。
中島(りんごろ):なんか、逆に「手を出した方が悪いのかな」と思っちゃうから。
松尾:男性側からしたら確かにそうですね。隙がない女性っていうのは、なんか、声もかけづらいし、声をかけたら、なんか、怒られるんじゃないかなってぐらい、ちょっと思っちゃうんですよ。
中島(りんごろ):同じ女性でも、今日、すごく素敵だなと思って、「今日すごい可愛いね」って言っても、「本当に、本当に、いや、もう~」って謙遜していても、あまりにも嫌そうに見えると、「あ、ちょっとこの方には、あまり言っちゃいけない」と思うから、そういう言葉がもうこなくなる。
ハートリー(あこてぃん):確かに~
中島(りんごろ):こない人と来てる人とじゃ、どっちが感度が上がるかというと、すぐわかりますよね。そこ、本当にそれだけなんだと思うんですよ。
松尾:本当に、男性からしても、たとえば、綺麗とか可愛いと言った時に、すごい喜んでくれると、さっきコメントにあったように、「もっと言ってあげよう」とか、言いたくなるんですよね。
ハートリー(あこてぃん):やっぱりビジネスと恋愛が上手くいっている人って素直なんですよね。
ミヒロさんが何百回って言ってますけど、素直に受け取り上手であることと、あと、自分の弱いところを認めて、もうバラしちゃう。怖いけど、最初は。
松尾:受け取り上手になる、なんか秘訣ってあります?
長部:なんか、いいですか?二人って、もともと受け取り上手なんですか?
ハートリー(あこてぃん):ううん。
松尾:違うんだ!
長部:ね!ほら、みんな、もしかしたらもともとそうなんでしょ?みたいに思うと思うんですけど。
松尾:もともとそうなんじゃないの?違うの?
長部:私も全然違う。
松尾:え、違うの?
ハートリー(あこてぃん):あ、確かに!
長部:隙がない女、社内ナンバーワンって言われた。
松尾:マジで!そんなに!?
長部:鉄の女みたいに言われて。
ハートリー(あこてぃん):パンツ履いてる!
長部:鉄パンツは履いてないけど!
ハートリー(あこてぃん):私の方が履いてる。
長部:そうそうそうそう。こう見えてね!
ハートリー(あこてぃん):こう見えてね(笑)。どんな話やねん~!
松尾:いいですね、はい。
長部:そう、だから、たぶん受け取り上手になったんですよね。
たぶん、みんな、ね。
ハートリー(あこてぃん):そうですね。受け取り上手じゃなかったです。
松尾:なかったのが、なったってことは、何かがあったからなったと思うので、どうやってなかったかをお聞きしたいですよね、はい、はい。
ハートリー(あこてぃん):どうやってなったの?
中島(りんごろ):あー、どちらかというと尽くすのが好きだったので、ガンガンなんでもしてあげるっていうタイプだったんだけど、愛するのが好きな方と、愛されるのが好きな方、あると思うんですけど、私の場合、ずーっとやってるから欲しくなるんですよね。相手からも欲しくなる。
でも、相手にも「同じように自分がやってるようにして欲しい」とか条件がつくんですよ。なんかそれで疲れちゃって、やりすぎて疲れて「もうやれない」って思って止まった時に、向こうがすごくくれたんです。
それがすごく、心地よかった。あ、待っていればいいんだって。なんかこう、どんどん球打つみたいにね、やらなくていいんだって、待ってたら、ただ待ってたら入るわけですよ。
なんか向こうが打つ、「今日こうですか?」「今日はこっちですか?」、みたいな、ストライクゾーンをすごく広くして、で、「これはあの、くださったことがありがたいけど、これはちょっとあんまり好きではないです」とか、「こっちだったら嬉しいな~」というようにしたら、こっちをくれるんですよ!
ハートリー(あこてぃん):確かに!
中島(りんごろ):本当に、ただ疲れてやめたら、いっぱい来てたっていう。
私も、疲れるまでやっちゃったタイプ。カラッカラッでした。からっからっ!カラッ!
松尾:受け取り上手!
会場:笑
中島(りんごろ):笑いすぎ!笑いすぎ!で、受け取る。
松尾:で、受け取る!
ハートリー(あこてぃん):あー!すごい!
長部:でも、そのカラッカラッが嫌で?
中島(りんごろ):いやもう、カラッカラッだから。
長部:嫌も何も、しょうがないから、できなくなっちゃたんですか?
中島(りんごろ):カラッカラッだから、誰も寄ってこないんです。
カラッカラッだから、だから、カラッカラッだから頑張るけど、誰も寄ってこないし、もっとからからからを回していくんだけど、その循環ってあまり良くないんです。なんかこう疲れる。
「変な循環になってるな」って思って、全部やめて。そしたらいっぱい来てる。なんだなって。
ハートリー(あこてぃん):なんだな~
中島(りんごろ):で、わーっと来てる中で「どれがいちばん、心地良いかな」っていうふうに思うように。
ハートリー(あこてぃん):それ、何、男が?
中島(りんごろ):そうですね。
ハートリー(あこてぃん):おーーー
中島(りんごろ):でも本当に、あの、うち、息子が二人いるんですど、息子が投げるボールもそう。
ハートリー(あこてぃん):なるほど~
松尾:同じ?
中島(りんごろ):同じなんです。女性が投げてくれるボールもそうですし、仕事でも手伝ってくれる方がいたり。
ハートリー(あこてぃん):確かに。
中島(りんごろ):そうそう、そういう感じです。全部に、対して、受け取る!
松尾:受け取る力って、相当、すごい重要ですね。
ハートリー(あこてぃん):重要重要、重要。
中島(りんごろ):受け取るから始まる!
松尾:受け取るから始まる!
長部:恋愛上手は受け取り上手。
ハートリー(あこてぃん):そうです、そうです!
松尾:なるほど!
長部:ってことは、仕事上手になり。
松尾:仕事上手になり!
ハートリー(あこてぃん):そうですね。
中島(りんごろ):女性はバンバン、打つのをやめた方がいいと思う。
ハートリー(あこてぃん):うん、やめた方がいいと思う。
中島(りんごろ):バ、バ、バ、バンって!隙がないから。
長部:そうそうそうそう
松尾:なるほど!男性は逆に、じゃ、打っていくっていう感じ?
中島(りんごろ):意外と打った方がいいんじゃない?
ハートリー(あこてぃん):男性は死ぬほど頑張ってしてください。
会場:大爆笑
松尾:代表して言われてますけど、仕事頑張れと、やっぱり打てと。
ハートリー(あこてぃん):打て、打て。
松尾:じゃ打ってもいいということですね。
ハートリー(あこてぃん):行動して
松尾:行動して、打たれてどうなればいい?
長部:失敗すればいい。
ハートリー(あこてぃん):そうです、そうです。結局、デコとボコが統合されるんですよね。体的にもですけど。
あと、結婚とか恋愛にいたる時って、自分ができないところを相手ができたりとか、自分ができないところを認めるというその強さが愛される覚悟だし、愛される勇気だし、その覚悟が、自分が幸せになってもいいって覚悟ができてる人って本当強いんです。
恋愛でもビジネスでも本当に、うまくいっているので。循環なので。うんうん。
(パート3へ続く)
撮影:寺前陽司、上田修司、清川佑介