講演録『運命の人と出会う秘訣』Part2
諦めかけたとき、うまくいかなくて悩んでいたとき、目の前に現れるサインの数々は、運命の人に繋がっていた?ドラマチックな3人のストーリーに、思わず会場からも感嘆の声が!
2018年9月30日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA セッション3A
▼登壇者情報
スピーカー/
鈴木 絵里
ホスピタリティエデュケーター
香椎 美裕紀
運命のサインをよみとく専門家、スピリチュアル・ヒーラー、西洋占星術師
猪野 裕介
ウェブマーケター
質問家/
WAKANA
Holistic Life Consultant
意識高い系だけど引きこもり。そんな大学生がロールモデルに出会う
WAKANA:ノッチは……、まず最初に人生のパートナー、長いパートナーの話からしてほしいなと思います。ミヒロさんとはどのような出会いで、このように長く関わってらっしゃるんですか?
猪野(ノッチ):出会ったきっかけは、ぼくがまだ当時大学生だった頃なんですけど、その当時はすごく意識が高い系だったんです。
WAKANA:あ、大学生のときは意識が高い系だった!(笑)
全員:(笑)
猪野(ノッチ):はい。今は意識が低いんですけど、大学生のときはすごく高かったんです。
鈴木(絵里ちゃん):(大笑い)
猪野(ノッチ):自分も就活生だったんですけど、就活大好きで、「もっと就活を盛り上げたい!」っと思って…。
WAKANA:へぇ!意識高いね!(笑)
猪野(ノッチ):当時は(笑)。
WAKANA:当時は、ほんとだね!
猪野(ノッチ):で、そういう活動をやっていたら、大学から「『単位なき授業』っていうのを、今期やります」って聞いて。
『単位なき授業』がどんなものかと言うと…。山形の大学だったので、山形出身で活躍している、有名な起業家の方を毎回講師として呼んできて。単位は出ないんだけど、すごく役に立つというか、ためになる話をしてもらう講義があったんですね。そこで「ボランティアスタッフをやってくれないか?」という話があって。当時、意識高い系だったんで(笑)。大学の中で。
全員:(笑)
猪野(ノッチ):直接オファーがかかって、「じゃ、やらせてください」みたいな感じで。
『単位なき授業』を手伝い始めたんです。具体的に何をするかというと、お呼びする講師の方にインタビューしに行って、そのレポートを簡単に起こしたやつを1枚にまとめて……。
WAKANA:うん。
猪野(ノッチ):で、「今度こういった講師の方が来るので、授業受けませんか?」っていうことをアピールしていくことをやってたんです。
WAKANA:うんうんうん。
猪野(ノッチ):ぼくが担当した一人目がミヒロさんだったんですね。
それがきっかけで…。
WAKANA:じゃあ、大学生のときに、講師と大学生という感じで出会ったと。
猪野(ノッチ):そうです。で、そのときの(ミヒロさんの)印象……を伝えると、当時のぼくは、いろんな講演会とかセミナーに出てて。
WAKANA:大学生なのに? 意識高い系だね(笑)。
猪野(ノッチ):はい。バイブルが『7つの習慣』だったんで(笑)。
WAKANA:『7つの習慣』だったんだ(笑)。うん。
猪野(ノッチ):そういうちょっとおかしな人だったんで(笑)。そういったセミナーとか講演会に出てると、前に出てしゃべってる方って、すごいパッションがあって、やる気に溢れてて。オーラにみなぎってるっていう感じがあって。
WAKANA:ま、そうでしょうね。
猪野(ノッチ):ミヒロさんに会ったときに「あ! めっちゃ一般人!」と思って(笑)。
会場:(笑)
会場内にいたマツダミヒロ(本人):失礼だな!(笑)
全員:(大笑い)
猪野(ノッチ):そのミヒロさんのことを調べたら、”今家族でハワイで1ヶ月間過ごしてます”とか(見て)、「めっちゃ優雅やん!」って思って。
WAKANA:うん。
猪野(ノッチ):こんな普通の人でもそんな優雅な生活できるんだって(笑)。
全員:(大笑い)
WAKANA:なるほど!
猪野(ノッチ):当時めちゃくちゃ頑張って、モチベーション上げたりとか、パッション高くいかないと、そういう(優雅な)人生は実現できないのかなと思ってたんですけど。ミヒロさんはそうじゃなかったので、そこにビビッと来て。
WAKANA:へぇ〜。
猪野(ノッチ):で、ミヒロさんに「ミヒロさんから、直接学ぶ機会があったら、ぜひ学ばせてほしいんですけど」って言ったら、「じゃ、ぼくのカバン持ちでもやったらどう?」って言ってくれて、カバン持ちをさせてもらって。
WAKANA:第一号のカバン持ちになったわけですね。
猪野(ノッチ):そうです。それがきっかけで、そこからずっとお付き合いできてるという…。
WAKANA:へぇ!なるほど。じゃあ、やっぱり他の人にはない……、いい言葉にすると魅力、普通にそのまま言うとオーラのなさみたいな(笑)。
全員:(笑)
WAKANA:っていうところがポイントだったんだ。
猪野(ノッチ):そうです。そこに惹かれたんです。
WAKANA:そこに惹かれたんだ。へぇ〜。
そのときの自分は、どっち派だった? いけいけ〜って頑張ってやっていく、キラキラしたようなタイプだったのか。それとも、どっちかというと、スローに一般的にあまり目立たずに、自分の好きなことをやっていくっていう。どっちのタイプだったんだろう?
猪野(ノッチ):大学の夏休み期間って2ヶ月間あるじゃないですか。普通、大学生ってその間に友達と遊んだりとかするじゃないですか。
WAKANA:うん。
猪野(ノッチ):ぼくは、誰とも会わずに、2ヶ月間映画200本家で観てました。そういう大学生でした。
WAKANA:(笑)引きこもりじゃないですか!
猪野(ノッチ):引きこもりだったんです。でも、自分の人生どうにかしたいと思って、このままじゃダメだと思って。「テンション上げてモチベーション高く上げて生きていかなきゃいけないかな」って、頑張ってやってたときにミヒロさんと出会ったんで。
WAKANA:なるほど〜。
猪野(ノッチ):ここの(低い)テンションから無理して(高いところに上げようと)頑張ってたんですけど、(低いままでも)いいんだっていうことに気づいたっていうか。本来はこっち(低い方)だったんだと思います。
WAKANA:なるほどね。だからその本来の自分じゃないところで頑張ってやってたときに、本来の自分に近い形で、「2ヶ月間部屋で映画観ててもハワイに行けるかも!」って思えるような理想の人が現れたっていう感じ?
猪野(ノッチ):そうです。
WAKANA:なるほどね〜。で、そこから自ら声をかけて…。今に至ると。
猪野(ノッチ):そうです。そうです。
WAKANA:10年くらいですかね。
猪野(ノッチ):そうです。10年以上です。
仲間たちみんなで一週間、家を借りたとき、タロットでヴィーナスのカードが
WAKANA:ありがとうございます。
で、もうお一方、(客席を指して)こちらにいらっしゃる可愛い…、新婚さんですね。
猪野(ノッチ):はい。
WAKANA:ちなみに……、ノッチはそんな感じ、2ヶ月間引きこもるくらいの人だったんで、パートナーシップの”パ”の字もなかったんですね。
会場:(笑)
WAKANA:「ほんとにこの子は生きていけるんだろうか?」という心配を、わたしは10年間(夫のミヒロと)一緒にしてきたんですけど(笑)。そういう方が運命の方と出会われたんです。では、その出会いをぜひ。
猪野(ノッチ):はい。その出会いのきっかけは、ミヒロさんとわかめ(WAKANA)ちゃんと、あと仲間たち5人くらいで一緒にエアビー(Airbnb)で家を借りて、一週間くらい滞在するということをしたときがあって。
WAKANA:うん。
猪野(ノッチ):そのときに、一緒に行ったメンバーの一人が、ぼくのそのパートナーシップの”パ”の字もないところを見て……。「ぼく最近マッチングサイトに登録したんだけど、すごくいいからやってみたら?」みたいなことをボソッと言ったんですよ。
WAKANA:はい。
猪野(ノッチ):ぼくは「へぇ〜」って思ったんですけど、横で聞いてたミヒロさんとわかめ(WAKANA)ちゃんが一番盛り上がって「登録しなよ!登録しなよ!」って言って、強引に登録させられたのがきっかけですかね(笑)。
全員:(笑)
WAKANA:なんかちょっと語弊がありますけど、それは(笑)。なるほどね。
猪野(ノッチ):そのとき、わかめ(WAKANA)ちゃんが(登録用の)プロフィール写真を素敵な感じで撮ってくれたりとか。あと、マッチングサイトにプロフィールを載せるんですけど、その文章を考えてくれたりして…。
WAKANA:そうなんですよ。わたし彼の、マッチングサイトのプロフィール写真とプロフィール内容、全部やったんですよ。
会場:(笑)
WAKANA:将来のパートナーのために。
猪野(ノッチ):そのときは登録して、おすすめしてくれた友達に「ここからぼくどうやって始めたらいいの?」って聞いたら、「適当に(サイトを見て)いいね、いいねってしまくればいいんだよ」とアドバイスをいただいて。
「そっか」って思って、適当にいいね、いいねしてたんですけど、全然こう…、「これでいいのかな」っていう感じで。
WAKANA:うんうんうん。
猪野(ノッチ):そこから(いいねから)メッセージが始まったりもするんですけど、全然その…、しっくりこない……。
WAKANA:うんうん。盛り上がらない。心が動かない。
猪野(ノッチ):盛り上がらない感じで。「ま、でもこんなもんなのかな」「やっぱりやめようかな」って思って(笑)。
そうしたら、滞在期間の最終日に、みんなでこれからのテーマについて考えようということで、タロットを引く時間をつくったんです。
WAKANA:うんうん。
猪野(ノッチ):で、そのときにぼくが引いたのがヴィーナスのカードで、まさにパートナーシップっていうメッセージが出たんです。
WAKANA:そうなんですね。
猪野(ノッチ):それが出たときに「あぁ、ほんとに見つけないといけないのかな」って思って。
WAKANA:なるほどね。そこで自分で思ったんだ。それまでは自分で別に思ってなかったでしょ? パートナーシップって、わたしが何年も言っても(笑)。
猪野(ノッチ):そうです(笑)。あの場の雰囲気もあったと思うんですけど。それが最終日だったんで、あと日本に帰るだけだったんです。
日本に帰って、パソコン開けて、マッチングサイトにログインして。開くと…、ま、何百人って出てくるんですけど…。
WAKANA:えぇ!そんなに!
猪野(ノッチ):そうなんです。そのいちばん上にいたのが今の…。
あっこちゃん。
WAKANA:へぇ〜!
猪野(ノッチ):で、そのときは、見た瞬間ぼくには(名前が)光って見えるとかはないんですけど(笑)。
全員:(笑)
猪野(ノッチ):普通にいちばん最初に出てきた方から見てみようと思って、クリックして、プロフィール見たときに…。普通の人は、どこどこ出身で、こういう仕事やってますみたいな内容が最初にくるんです。あっこちゃんは、「宮崎のさんさんとした太陽の下で、すくすくと元気に育ったあっこです」みたいな。
WAKANA:よく覚えてるね(笑)。
全員:(笑)
猪野(ノッチ):そういうプロフィールがあって、そこでちょっとぐっときてしまって。
WAKANA:へぇ〜。
猪野(ノッチ):今まで一人もピンとくる方がいなかったんですけど、そのときだけプロフィールにピンときて、「いいなぁ」って思ったっていうのがありました。
WAKANA:へぇ〜。プロフィールのどこにぐっときたの?
猪野(ノッチ):う〜〜ん、なんかその文章見たときにイメージが浮かんだというか……。
WAKANA:なるほど。どんなイメージ?
猪野(ノッチ):文章のままなんですけど、宮崎っていうすごい太陽がきれいなところで、元気に育っている明るい女性をイメージした感じです。
WAKANA:そのときに心が動いたんだ。
猪野(ノッチ):そうです。
WAKANA:やってることとかそういうことじゃなくて、もうその元気な陽気な純粋なイメージに心が動いて、「はっ!いいな」って思って、アップローチしたと。
猪野(ノッチ):そうです。
WAKANA:そこからどうしたの?
猪野(ノッチ):(笑)そこからはですね、(マッチングサイトを)やったことある方はご存知だと思うんですけど、まずはメッセージのやり取りして、そこから……、1ヶ月くらいはそのマッチングサイトでやり取りしてて、「会いましょう」っていうことになって。
宮崎に会いに行った。
WAKANA:宮崎まで会いに行ったんですね。
猪野(ノッチ):はい。でもそのときはぼくもめっちゃ緊張してて(笑)、何しゃべったか全然覚えてないくらいで。とりあえず、何の手応えもないまま帰ってきたんですけど。でも帰るときに「もう一回会いたい」と思って。
WAKANA:へぇ〜。
猪野(ノッチ):「もしよかったら、もう一度会ってくれませんか?」って言って、二回目に会う約束をして。また1ヶ月後に宮崎に来たんですね。二回目なんですけど、まためっちゃ緊張して。
全員:(笑)
猪野(ノッチ):何しゃべったかあまり覚えてないんですけど、最後、空港に送ってくれるっていうときに…。宮崎出身だから土地勘ある、と思ってたら、めっちゃ道を間違って。
WAKANA:(笑)
猪野(ノッチ):……飛行機に間に合わなかったんです(笑)。
WAKANA:えぇ〜!
猪野(ノッチ):で、そこから次の便を取ったんですけど、まだ1時間2時間くらい時間があるので、「じゃあ、空港でちょっとお茶でもしよっか」ってお茶してるときに、ぼくの中で、まだ(今の関係を)続けたいなと思ってるんです。3回目は会わなくても、もう好きだっていう心が決まってたんで。
「もしよかったら、付き合ってくれませんか?」ってことをそのとき伝えた。
WAKANA:そうなんだ。
猪野(ノッチ):はい。
WAKANA:じゃあ、その、道を間違ったというのは、ある意味サインだったんだね。
猪野(ノッチ):そうですね。今思えば。
WAKANA:そっか。そこで付き合うことになったんだ。
猪野(ノッチ):そうです。
WAKANA:はぁ〜めでたしめでたし(笑)。
諦めかけるとやってくる運命のサイン。-おばあちゃんの形見の指輪-
WAKANA:運命の人という言葉ではなくても、「この人!」って思わせられるような、運命のサインはあったんでしょうか?
本を書かれていらっしゃる美裕紀ちゃんが後藤くんと出会ったときに、美裕紀ちゃんはどんな運命のサインがあったでしょう?
香椎(美裕紀ちゃん):出会ったときというか、片想い期間中に、うまくいきそうにないなっていうので、何度も「諦めようかな」とか「ちょっと心折れちゃったな」っていう瞬間があったんですけど。
でも「もうほんとに諦めよう」って思うと、なんかサインがやってきて……。
WAKANA:えぇ〜。
香椎(美裕紀ちゃん):「あ、まだ諦めちゃいけないのかな」と思わせられるようなことが何度かあった、っていう感じだったんですけど。
WAKANA:たとえばそれは、どんなサインだったんですか?
香椎(美裕紀ちゃん):そうですね……、わたしの祖母が亡くなって、実家に帰って葬儀の手伝をしたんですよね。そのときちょうど、「彼のことを諦めたほうがいいのかな」と思っているときだったんです。実家に帰ったら、祖父がおばあちゃんの形見の品をわたしにくれて、「これおばあちゃんの大事なものだったから、お前にやるよ」という感じで指輪をくれたんです。
WAKANA:うんうん。
香椎(美裕紀ちゃん):ぱかって開けるような(箱に)…、入ってた指輪だったんですけど。それをぱかって開けたら、今の旦那さん”後藤”っていうんですけど、”後藤”って書いてあったんですよ(笑)。
WAKANA:えぇ〜!!すごい。
会場:(笑)
香椎(美裕紀ちゃん):で、しかもそこに”夫”って書いてあったんですよ(笑)。
鈴木(絵里ちゃん):(大笑い)
WAKANA:なんかもう結婚指輪みたい。こうカチャって開けて。
香椎(美裕紀ちゃん):そう。たぶん、おじいちゃんとおばあちゃんの結納の品だったと思うんですけど…。それを見た瞬間に「えぇ!!」って思って。「こんなことあるの?」みたいな。
これはたぶん、おばあちゃんが「諦めちゃいけない」っていうふうに言ってくれてるんじゃないかと思って。もうちょっと頑張ってみよう…。
WAKANA:そっか〜。それで、「ちょっと諦めようかな、もう何回もアプローチしてるのに何もないし」っていう状況から…。どんな行動をされたんですか?
香椎(美裕紀ちゃん):「やっぱりもう一回誘ってみよう」とか、「ちゃんと諦めるにしても言ってから諦めよう」って。ちゃんと告白しようって肚が決まったきっかけの1つっていう。
WAKANA:すごいサイン!わかりやすいサインだよね。寿の指輪っていう。しかも”後藤”。そのサインの後に告白をされて、実際に付き合うことになったわけですから。
香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。
WAKANA:それはまさにサインですね。
香椎(美裕紀ちゃん):そうですね。
出会う前から、何度も繰り返し訪れた運命のサインは515
WAKANA:すご〜い!絵里ちゃんは何かそんなサインありました?
鈴木(絵里ちゃん):はい。
WAKANA:あったんだ!!
鈴木(絵里ちゃん):うん。ほんとにすごいサインだったなぁって思うんですけど。まだ旦那さまと出会ってなくって、2007年の4月に……。カレンダーをめくると、5月のカレンダーがあるでしょ?
WAKANA:うん。4月から5月にね、変わる。
鈴木(絵里ちゃん):うん。そのときに、「15」っていう数字が浮いて見えたというか。それまでも本屋さんとかに行くと、自分に必要な本とかってちょっと(手前に)出てたりしません?
そのときも5月の「15」だけ浮き出て見えたっていうのがあって。わたしも直感めいたことが好きなので、「5月15日に何かあるのかな」って思ったんですよ。
WAKANA:うん。
鈴木(絵里ちゃん):でも、何もなくって。
WAKANA:あ、その年の5月15日は何もなかったと。
鈴木(絵里ちゃん):うん。それが2007年、8年?くらいなんですけど。で、「何もなかったな」と思うんだけれども、気になってるので、どんどん見るんですね。「515(ご・いち・ご)」という数字を。
WAKANA:街中とかでも?
鈴木(絵里ちゃん):そうそうそう。車を運転していても、前の車も後ろの車も「515」だったり。友達が買ってくれた新幹線のチケット(の席)が5号車の15番だったりとか。
WAKANA:へぇ!!
鈴木(絵里ちゃん):それがず〜っと続くんですよ。
WAKANA:すご〜い!
鈴木(絵里ちゃん):で、あるとき、パソコンを(普段)そんなにしないんですけどね。友達とチャットでずっと話してたときに、5時15分にパソコンが壊れたり。ステレオが5分15秒で止まったり。
香椎(美裕紀ちゃん)・WAKANA:(笑)
鈴木(絵里ちゃん):「いったい何なの?」って悩むくらい……。で、それがずっと続くんですよね。2011年に(現在のご主人と)出会うまで。
WAKANA:え? 2007年から2011年までず〜っと続いてたの?
鈴木(絵里ちゃん):うん。で、毎年何もないんですよ。5月15日に。二人の友達に相談をして、「こういうのって、何やろ?」って。エンジェルナンバーというのものにも特に興味はないし、「これ、何だろう?」って言って。(友達も)「何だろうね?」って。
で、その話をしていない友達に会ったときに、6歳の娘さんが、わたしの顔を見て、「5月15日はラッキーな日だよ」って言ってきたの(笑)。
WAKANA:えぇ〜!!
鈴木(絵里ちゃん):で、「あれ? わたしこの話、その子のお母さんにはしてないよな」って思って。「わたしその話をしたことあった?」って聞いたら「いやいや聞いてないけど、◯◯ちゃん(女の子)はそういう未来がわかるのよ」って。
WAKANA:えぇ〜。
鈴木(絵里ちゃん):っていう話を聞いて、ますます迷うんですよ。「何だろう?」って。
WAKANA:そうだよね。もう何年も(サインが)きてても、全然意味がわからないわけでしょ?
鈴木(絵里ちゃん):そうそうそう。それで何年か経って…、「何だろう?」「忘れた頃にやってくるこれはなんだろう?」って。
(現在の主人に)2011年に出会って、しばらくしてから5月15日生まれということがわかるんです。
WAKANA・すご〜い!!
会場:へぇ!!
鈴木(絵里ちゃん):でも有り得ない。すごい尊敬や憧れはあるけれども、すごい大好きだけれども、人生を共にするとか、めっそうもないどころじゃないけど、こう、ね……。
WAKANA:とても尊重していたからこそね。
鈴木(絵里ちゃん):うん。でも、その「515」がね、やまないんですよ、ずっと。
WAKANA:その(出会った)後も?
鈴木(絵里ちゃん):うん。そう、(自分が卒業して)会わなくなって、わたしはお誕生日に「お誕生日おめでとうございます」って、そしたら電話がかかってくるっていう。その付き合うきっかけになったのも5月15日じゃないですか。
WAKANA:あ、そっか! 誕生日の日に電話してるから。
鈴木(絵里ちゃん):そう。連絡してるから。
WAKANA:そうか、すご〜い!
鈴木(絵里ちゃん):で、付き合うことになってから、(515を)見なくなったんです。
WAKANA・香椎(美裕紀ちゃん)・会場:へぇ!!
WAKANA:すごい!なんかテレビになりそうだね。2人のお話を聞くと。
鈴木(絵里ちゃん):だからすごくやっぱり運命的なものを感じざるを得なくって。わたしがすごく5月15日を大事にするもんだから、プロポーズの日も入籍も、全部、5月15日なんです。
WAKANA:そうなんだ。なんかすごいわかりやすいサインでしたね。
鈴木(絵里ちゃん):(会場にいるご主人と目を合わせながら 笑)
WAKANA:すごいな〜。
鈴木(絵里ちゃん):そういうことがありました。
(パート3へ続く)
写真記録チーム/田島聖子、多賀 健、猪野裕介
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自分の中で”決める”と動き出す。運命の人と出会う前の「在り方」が大事。
をご覧ください。