同じ方向を向いて同じ目的地に向かう感覚と、 同じ体験を共有する時間が大切

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講演録『夫が成功してしまうアゲ妻の作り方』Part2

 

「旦那さまの仕事やピンチにどう関わるのか?」「コミュニケーションがとれないときはどうするのか?」、アゲ妻たちの共通点は、やってあげているという感覚ではなく、ともに同じ方向を見るピュアな目でした。

2017年10月1日開催
しつもんカンファレンスin OKINAWA セッション6B


 

▼登壇者情報

スピーカー/
山本 あや
マナカードリーダー
ロミロミ&クリスタルボウル セラピスト

宗像 みか
天然酵母石窯パン宗像堂を経営
沖縄サドベリースクール創立&運営メンバー

宮地 理津子
Current-R株式会社代表
日本医療ホスピタリティ学会 理事
日本歯科医療コーディネーター協会(JAMDPC)代表

質問家/
WAKANA
ホリスティックライフコンサルタント


旦那さまのピンチにどう関わる?

WAKANA :今はもう、すごく成功されてて、どんどん自己実現をされている方なんですけど、みなさん大変なときってあったと思うんですよ。ここまで来るということはね、人それぞれ、ほんとにいろんなことがあっての今のご縁だったり、今の現実と考えたときに、大変なときはどんな関わりをされてたのかな?というところを聞きたいと思うんですけど。

「こんなことがあって…」ということと、その時に考えたこととか感じてたこととか、どんな関わりをしていたか?というところを聞いてみたいんですけど。
どうですか? みかさん。

みか :はい。実は私、結婚したときは夫は研究職だったんですね。微生物の研究をしていたんですね。で、身体を壊して、結婚して2ヶ月くらいで退職してしまったんです。

その後に、縁あって彼は陶芸をやり始めたんですけど、3年後に辞めるんですよ。身体を壊して。たぶん彼の中で、すごくストレスがかかると具合が悪くなったりすると思うんですね。自分に合っていないことを無理して続けると、そういうふうに身体に出る人なんだなって分かってきて。

でも、その都度その都度、「え⁉︎」「え⁉︎」ってなりますよね。

WAKANA :そうですよね。

みか :でも出会ったときに感じていた、「この人は何でもできる人だ」「何をやっても絶対できる人だ」っていうふうに思っていたので、そこを信じていましたね。

WAKANA :なるほどね。

みか :すごく不安になるっていうことはなかったですね。たぶん大丈夫。何かきっと次があるっていうふうに信頼していました。

しつもんカンファレンス2017講演録『夫が成功してしまうアゲ妻の作り方』

WAKANA :すごい。素晴らしい。ありがとうございます。
理津子さんはいかがですか?

理津子 : ほんとたくさんあって。山あり谷あり。すごく真剣ですから、その都度その都度。子育てもそうですし、会社がうまくいくこともそうだし。

私もすごく似ているんですけど、「彼は絶対できるだろうな」ってすごく信じていて、あとはそれをどういうふうにやるか。どうせやるんだったら、私は、みんなが楽しくやりたい。楽しくやる工夫をしよう。だから、なんとなく辛いというような感覚は全然なくて、ゲームのようですよね。

だから全部、うちは会社のことも子育てのことも、私自身のライフスタイルのことも、プロジェクトなんですよ。

WAKANA :プロジェクト。

理津子 :プロジェクトと捉えてるんです。

WAKANA :なるほど。

理津子 :何でもプロジェクト。じゃあこのプロジェクトをやるためには、どういうふうにみんなが関わって、どんなふうにしたら楽しくできるか?というのをやってきたなって思います。

WAKANA :なるほどねぇ〜。何か起きた時こそプロジェクトだよって、みんなで。

理津子 :「えぇ〜⁉︎」っていうこともあるじゃないですか。それを、よりよく解決したり、改善するにはどうやったらできる?ってところを、きっと私はやってたのかな。

WAKANA :ほんとすごく大事なポイントだと思うんですけど、(お三方とも)美しい娘さん達がいらっしゃるけれども、子育てもして生活もしてて、旦那さまもいてっていう状況でね、そう思えるってすごいことだと思うんですよ。余裕がね、なくなっちゃったりすると、何かあったときに衝撃がバンってくるじゃないですか。

そういうのは、うろたえたりとか、途方にくれたりとかもあった?

理津子 :ありますよ。うろたえます。え〜っと、それに関して?

そういえば、何かありますよね。緊急事態。それに対して、出会ったこともないし、解決したこともないし。その辺で、一瞬うろたえますよね。でも、なんかそのときに、主人と家族、会社であればスタッフ、私にはできないことをできる人がいるので。

あと、私が自分で気をつけている…、工夫かな。
自分自身で工夫してるのは、解決したときに「主人がどんなふうに喜んでくれるだろう?」とかね。必ず”自分にとって”どうするといいか?って考えてるかな。これをすることによって、自分にどんなメリットがあるだろう?と。そうすると、すごくたくさんのメリットがある。

今、会社を経営していますが、まさか自分が会社をやるなんて思ってもいなかった。
主人が「こうやりたい!」ということを実現するためにどうしたらいいかな?というのをやっていったら、たまたまある人が、「それすごくいいから教えてよ」と言ってくれて、それをやったら仕事になって。すごくいいことだらけなのね。

WAKANA :素敵〜。そうやって自分の喜び、自分への挑戦として、そういった出来事を捉えて、みんなでハッピーになるために解決してきたっていうことですね。

理津子 : 設計図を書くっていう感じですかね。

WAKANA :おもしろ〜い!ありがとうございます。
あやちゃんはどんなことをやってました?

 

“やってあげている感”はない

あや :彼のすごいなと思うところでもあるんですけど、そういうピンチっていうのが好きなのかな? 楽しめる人なんですよね。「よっしゃ来た!」みたいな感じで(笑)。
気合を入れる人だから、すごい落ち込んでるとかは、そこまでほんとに見たことがないんですけど。ちょっと行き過ぎちゃうところはあるんですけど。

でも、なんかやっぱり雰囲気でわかりますよね?
言わないけど、ちょっと最近しんどそうとか。そういうときは「最近どうなん?」みたいな話をして、「こうこうこうで、こういうことがあって…」というのを、聞くようにはしてるかな。

で、そこから「じゃ、もう辞めてもいいんじゃない? それが嫌ならね」という感じで言うと、たいてい彼は逆にいくんですよ。頑張れるんですよ、なんか。
「う〜ん、でもなぁ……」みたいな感じで、こう、自分で解決していって、「あれ?この前言ってたの、どうなったん?」って聞くと、「こうこうこうで、いけるようになった」とか。別に私が何かしてるっていうよりは、その状態を認めるっていうか、受け入れるっていう感じかなと。

WAKANA :そっか。じゃあ、「やってあげてる」っていう感じじゃないんだね、3人とも。なんかね、どうしてもこう人って…(会場にあやの子どもたちが登場)。
あら?かわいい!娘ちゃんと息子ちゃんが登場です。

で、女性だと母性があるから、「なんか自分がやってあげたい」と思って、自分の器を超えて「やってあげよう、やってあげよう」って思うと思うんですけど、話を聞いていると、3人ともやってあげてる感がない。そこがすごいポイントなのかなって。

今ちょっと話に出てきたけれども、やっぱり旦那さまがちょっと弱っているときってあると思うんですよね。そういったときにね、どんな関わりをしているのかな。

みか :そうですね。一緒に考えるっていうかな。一緒にとことん話し合う。
ま、家族みんなそうなんですけど、娘達とも”話し合い”っていうのをすごく大切にしたいなって思っていて。何でも気持ちを伝え合うっていうことを大事にしているので、何かあったときはいっぱいしゃべります。

WAKANA :それはもう最初っから、お子さんが生まれる前からとか、宗像さんと「自分たちはこれを大事にしよう」って言ってきたのか…、それとも

みか :ずっと前からですね。

WAKANA :それはすごいですね。

みか :はい。あと私たち学校をやっていまして、沖縄のサドベリースクールっていう学校をやっているんですけど、そのスクールの理念も、やはり話し合うことを大切にしている、相手を尊重する、相手の自由を奪わないということを大切にしているので、それも大きいと思います。はい。

WAKANA :なるほど。素晴らしい話をありがとうございます。理津子さんは?

理津子 :私も、彼を見てると、今どういう状態なのかすごく感じるんですね。私たちは忙しいと、朝は3分くらいの話になるんですが、今きっとこういう状態なんだろうなって。彼はすごく仕事が忙しいので、大変だと思うんです。

私がすごく心がけているのは、家をね、パワースポットにしておく。

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みか :メモですね。メモ(笑)。

理津子 : すごくお金をかけるとか、そんなことじゃなくて、ほんとに帰ってきたときにエネルギーを回復できる場所にする。それってちょっとしたことでできると思うんですよね。その中には会話、対話も含まれる。仕事が終わって帰ってきて、相手にかける言葉って言霊だから、こういうところでまたすごくエネルギーを消耗してしまう。

私はパワースポットという言葉があまりわかってないで言ってるんですけど、伊勢神宮のような、ああいう感じに、そういう場所に家庭をいつもしておくっていう。

WAKANA :なるほど。パワースポットにしてあげるってことなんですね。

理津子 : 帰りたくなるように。

WAKANA :なるほどね。それは大事だね。それは大事。

 

ふたりの時間はどうやって作る?

WAKANA :でも、3人ともね、旦那さまはものすごく忙しいじゃない?
それこそ宗像さんは夜中から、朝3時から起きて仕事をしていたり、としさんはずっと会社に行っていたり、日本とアメリカ行ったり来たりだったり、ほとんどいらっしゃらない。忙しいしね。その中で2人の時間ってどうやってとっているんですか?

あや :うちは、それこそアメリカに居た時に、彼は彼でやりたいことに集中するんで、仕事に入ってしまって、コミュニケーションの時間、実質的な時間がとれなかったんですよね。

コミュニケーションがとれないと、すっごくすれ違うんですよね。それがやっぱり自分にもストレスになるし、相手もイライラするし、ぶつかり合うことが増えて、その時に「なんとかしなきゃね」って話をした時に、彼から「どうやったら時間作れるかな?」って提案があったんです。

「子どもの幼稚園の送り迎えを一緒に行こう」っていう。

WAKANA :はぁ〜。

あや :たまたまその時の幼稚園が、アメリカなので、車で30分くらいかかるんですよ。幼稚園まで。送り迎えといっても、迎えは私の担当だったんですけど、朝の送りを夫婦でやって、で、その後まだ息子は小さかったので、息子を(車の)後ろに乗せたまま、彼の会社まで私が送っていって、というそういう感じで。
計1時間以上、息子はただ車に乗せられて(笑)。その間ずっと「最近どう?」とかっていう会話をしていました。

車の中というのが、私はよかったと思うんです。なんでかっていうと、無言の時間もあるんですよ。だけど、無言の時に「あぁ〜そう言えば今日、幼稚園でこんなことあるって言ってたなぁ」「あ!そう言えば、としくん…」みたいな。「この前幼稚園でこういうことがあってんけど…」っていう、そういう会話すらない状態だったんですよ。

WAKANA :忙しくてね。

あや :そう。すれ違いで。子どもが今どんな状況でっていうことも全然知らないし、私が彼の仕事の状況も全然知らないから、なんかその…何かを話さなければならないじゃなく、一緒に居るから話が出るっていうか。
そこから、たわいもないことなんだけど、そこに本質があるというか。

WAKANA :なるほどね。

あや :なんかこう、ふだん「これを話そう」っていうときには出てこないような部分が見えたっていうのがあって。で、それをきっかけにすっごく関係がよくなりました。

WAKANA :へぇ〜。

あや :「コミュニケーション大事だな」ってすごく実感しました。

WAKANA :コミュニケーションというよりも、ともに過ごす時間というのがね、いちばん重要かもね。 なるほど。みかさんは?

みか :私たちはけっこう一緒にいるんです。

WAKANA :お仕事も一緒にされてるからね。パン屋さんでね。ずっと一緒だよね。
でも、そのパン屋さんで一緒だとしても、やっぱり仲間やスタッフたちがいて、サドベリースクールでも学生さんたちがいてって、常に誰かがいる中で、2人の時間ってどうやってとってるんですか?

みか :けっこうね、一緒に映画を観に行ったり、コンサート行くこともすごく多いんです。

WAKANA : コンサート行ってますね、よく。

みか : 行ってます。で、感想を共有したり、同じ場所っていうか同じ体験を共有する時間って、すごく大切だなぁって思います。

さっきおっしゃったみたいに、彼が何かにこうはまり込んで、車の中でもそのCDを聴く。そういうときにちょっと、「え〜、ちょっとなんで? 今日あったこととか話したいなぁ」って思ったりすること、すごくあります。だから、すごくよくわかります(笑)。
車の中は無音がいいですね。

WAKANA :ちなみに、それは言ったんですか?

みか :言いました。「ちょっと止めてくれる? 話そう」っていう感じで。

WAKANA :そっかあ。なるほど。同じ体験をともにするっていう。

みか : はい。

WAKANA : 楽しいことを一緒に。いいですね。理津子さんは?

理津子 :ほんとにやっぱり忙しいので、ややもするとすれ違いになってきたときに、あやさんの車っていうのと同じで……。私も車で、ましてや子どもという共通項も。

たぶんね、ポジションがいいんだと思うんですよね。ダイニングで面と向かって「あのさ、話なんだけど」っていきなり言うと、向こうも戦闘モードになる(笑)。

同じ方向を向いて、同じ目的地に向かっている2人って、意外と、車の中でものすっごく重要な決定を2人でできるっていうのがあるんですね。

WAKANA :そうなんだぁ〜。

理津子 :みんながこう顔を突き合わせちゃうと、うまくいかなかったことも、意外に、横に並んで前に進んだときに、すごくいいアイディアが浮かんだんですよね。

WAKANA :そういうことなのか。
ほんと3人とも、向き合って話すとか、時間をつくるとかというんじゃなくて、同じ方向を向いて映画観るとか、コンサート観て楽しむとか、車運転して街の景色見るとかね、なんかこういう、横並びの感じで隣に居るっていう時間が大事なんですね。
おもしろ〜い。

 

旦那さんの夢に関わるときの秘訣は?

WAKANA : でね、旦那さまは猪さんたちじゃないですか。種類は違うけど。だから常に向かって行ってると思うんですよ。どんどんいろんな夢が出てきたりね、やりたいことが出てきたりね。「えー!」っていうこととか、夢を、こうガンガン語ってくると思うんですけど、そういうときに、どんなふうにそれを聞いて、どんな関わりをしているのかを知りたいんだけど。

あやちゃん、「これをやりたいんだけど」って言われたときに、「えー!」って思うこともたくさんあるんじゃないですか?

あや: う〜ん、あるけど……。なんかね、乗っかれちゃうんですよ、私。なんでかな?面白そうとかって思っちゃうから、応援できるところはあるかもしれないですね。

WAKANA: なるほどね。

あや: 仕事のこととかになると、私も まったく分からないので、周りにいるね、弟と一緒に仕事をしてるんですけど、「まっきくん(主人の弟)はどう言ってる?」とかって聞いて、「周りはいい感じって言ってる」。「あぁそうなんだ」みたいな。

なんて言うかな、まっきくんに対するすごい信頼が私はあるし、主人が弟をすごく信頼しているという関係も知ってるからこそ、そういう確認作業みたいなことをしてるかなって思います。

仕事のことに関してはほとんど、もう私はノータッチというか。でも、今彼が取り組みたいと思ってるプロジェクトがあって、それに対しては、「私も参加できる部分があるかな?」って感じたので、ほんと理津子さんじゃないですけど、同じプロジェクトを持つみたいな感覚で関わっていけたらいいなぁと思っています。

WAKANA: 素敵。いやでも今、すごいポイントだったなと思うのね。もちろんこうワクワク「面白そう!」って思うのもあるんだけど、会社のこととか分からないことに対して、あやちゃんがちゃんと自分で全部知って助言しようってしてるんじゃなくて、ちゃんとそれを分かってる人の意見を「どうなの?」って聞いてる。
ほんとに、そこはリスペクトして関わっているところがすごい素晴らしいなって思う。うん。

あや: あんまり意識してない。

WAKANA: 意識してないことが大事なんだよ。きっと。
みかさんは?

みか: そうですね。私ドキドキハラハラ不安になることがあまり好きではないので、「えー!」ってなるんですね、やっぱり。「えー!」ってなるんですけど、なんか私がブレーキを踏んで進めなくするのはすごく嫌で、ちょっと緩めますね。足を緩めて、話をじっくり聴いて。

でもやっぱりなんか、そこに輝く、キラキラしているものがあるんですよね。私にもちょっとドキドキするような、楽しそうだなって思える部分があって、その辺の彼の見る目っていうのは尊重しているので。「やるしかない、一緒に」っていう、そんな感じです。

WAKANA: よくよくわかります。「え〜⁉︎」ってね。タイプが違うとなおさらね。

みなさん、猪さんたちが行った後に道を整える人だから、現実的なこととか、客観的にね、人のいろんなことがきっと見えると思うんですよね。だからそれでやっぱり「えー!」ってなっちゃう。
でも、そこでちゃんと自分で緩める強さっていうのがすごい。素晴らしいですね。
理津子さんは?

理津子: 今考えると、そういう連続でステップアップしてきたと思うんですが、おふたりと同じでね、私もよくわからないですよ。私も医療従事者じゃないので。だから主人が「これはこうだ!これはおかしいんだ!」って言ったら、「これでもっていくんだ!」みたいなことを言うわけですよね。

じゃあ、どうする?というときに、一つのやり方として、自分が好きなやり方なんですけど。
まず、ある一定の売り上げから、それを倍にもっていきたいといったときにね、医療の質を上げるのは当たり前。ただ、そのクリニックには、私がいる場所がないわけですよ。“奥さま”みたいな感じで。その”奥さま”という関わり方が、プラスになるときもあるし、私は逆にご主人さまの足を引っ張る場合もある、と思っていて。

一つ具体例でいうと、私はすごく人が大好きで、「どうやったら楽しくクリニックの売り上げを上げる貢献ができるかな? よし!」と思って、CS部門っていうのを自分で作ったんですね(笑)。カスタマーサティスファクション部門って言うんですが。

WAKANA : あ!今、旦那さまが!(ご主人登場)、爽やかでしょ?ほら。

しつもんカンファレンス2017講演録『夫が成功してしまうアゲ妻の作り方』

理津子: 今、CS部門を私が勝手に立ち上げた話をしてた(笑)。
それがすごく楽しくって。「医療にもCS大事だよね」って。で次に、私がコミュニケーションがすごく大好き、医療にもコミュニケーションが必要だな、でも全然そういう職種が医療にもなかった。

じゃ、売り上げも上がるし、旦那さまも喜んでくれるし、スタッフも嬉しいし、自分も嬉しい。「それはなんだろう?」って思ったときに、「よし!クリニカルコーディネーターっていう職種を作ってみよう」と思って。
それは医療従事者じゃなくても、普通の人でもそういう仕事ができる。楽しいですよね、自分で作ってるから。やりたいように(笑)。なんかそういう工夫の連続。細かいところで。そんな感じかな?

今、彼が日本で初めてのニュークリニックを作るっていうのも、数字とかを見ると、なんとなく「う〜ん」って感じることはあるんだけれども、「やってみたらいいかも」って私も思って。で、やるなら、「どうやったら自分が楽しくできるか?」というのを、またやっぱり考えてます。

WAKANA: なるほどね。素敵。みんなすごいアゲ妻ですね!

今私、アゲ妻のポイントがちょっとわかったんです。1つ……、ま、いっぱいあるんですけど、今の話で思ったのが、みんな、旦那さまは猪さんでしょ?猪さんはすっごい純粋な心を持ってるわけ。少年みたいな。
だけど、その猪さんをお世話する、ぽんぽんってお尻をたたいたりする妻たちは、やっぱり現実も整えないといけないっていう現実的な視点も持ってるんだけど、ちゃんと猪さんたちが見てる目と同じピュアな目で、同じものごとを見れるんだ。そこなんだって思った。

みんなワクワクしたり、キラキラしたりしてるところを見出してるじゃないですか。そこなんだって思った。ピュアでいることっていうのが3人に共通することだと思った。大事だね(笑)。
ま、人としてすごく大切な部分だけどね。なるほど。

 

(パート3へ続く)

 

撮影:寺前陽司、上田修司、清川佑介

 

 

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