想いを伝えることで「お金」は集まってくる。 “求める”以外の向き合い方

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講演録『豊かさを生むお金の秘訣』Part3

 

終始笑いに包まれたセッションも終盤にさしかかり、「やりたいことができることが幸せ」「想いを伝えることの大切さ」「お金のある当たり前に感謝すること」などのキーフレーズが次々に出てきました。

2017年10月1日開催
しつもんカンファレンス in OKINAWA セッション5B


▼登壇者情報

スピーカー/
高田 洋平
マネバナ

榑林 寛暁
思春期の子どもの専門家

みかわ みき
強み発見マネーコーチ

質問家
伊藤 勇司 
片づけ心理研究家


いとっち :ぜひ会場の皆さんのシェアの時間もつくれたらなって話してたんですけども、皆さんにとっての「豊かさって何なんだろう」というのを、ちょっと近隣の人たちでシェアをしていただければなと。

マネバナ :近隣の人たちですか?

いとっち :ご近所さん。ご近所さんで。2、3人ぐらいでちょっとグループになって、ちょっと2、3分時間とります。

~シェアタイム~

 



豊かさとは、やりたいことができること


いとっち :はい、ありがとうございます。

会場 :拍手

いとっち :ぜひシェアしたことを、どなたかに共有いただければと思うんですけども。
あっ、じゃあ、くれさん、申し訳ないですけど、マイクを渡して。その前の方。

女性1 :私ですか。
初めまして。あの認定マスター1春の森田れいこです。よろしくお願いします。
今、松尾さんと答えが一緒でした。

いちばん最初に出てきたのが、やりたいことができる。要は、これ食べたいって思ったら食べれる、このカンファレンスに行きたいと思ったら行く。で、セミナー受けたいとか、この服を買いたいとか、思ったことがすっと躊躇なくできるっていうのが、豊かさ。

で、あともう1個、私はその感動できたことを共有できる人がいるっていうことが、とても豊さを感じます。以上です。

マネバナ :素晴らしい。

いとっち :ありがとうございます。

会場 :拍手

いとっち :こっちエリアのどなたかに。

あっちょっと。懇親会でオレンジ(のネームホルダー)が学生というのに気づいたんで。
いいですか。ちょっといいですか。

女性2 :さっきと本当にまったく同じで、やりたいことをやれるのが豊かだと思って。
一時期本当に貯金がなくて、親から全然気づいてもらえなくて仕送りがなかった時期があって、その時は心がすさんで、「バイト頑張ろう」ってバイトをしたら、バイトをした時間が何かって感じになっちゃって。
最近、カンファレンス行こうとか何かしようと思った時に、すっとできるのがやっぱりいいなと思うので、それが豊かさかなと思います。

会場 :拍手

いとっち :ありがとうございます。

くれちゃん :彼女、紹介していいですか。
彼女、実はですね。僕がメルマガで「東京行くからお茶会やりませんか?」って打ったら、「私、行きます」って。ところがですよ、女子大生と二人でよ。

会場 : 笑

くれちゃん :で、お会いして。で、「ミヒロさんが無料招待だって言うんで来なよ」って言ったら、来てくれて。

マネバナ :素晴らしい。

会場 :拍手

マネバナ :しゃべりたいことがあって、しゃべっていいですか。
やりたいことをやるとか、今日、この前の会でもあったんですけど、キーワーがすごいいっぱいあって。たぶんこれからの時代、やりたいことを一人で頑張ってすべてをこなしていくというのは、私は無理だと思っていて。

何かを実現したい時に、やっぱお金が必要ということで、自分がやりたいことをやるためにお金を稼いでそれを実現するって、もちろん理想ですよ。いいかもしれないですけど、なかなか難しいんじゃあないかなって、私は思ってますと。

とはいえ……という時に何が必要かと言うと、さっきも言ってたんですけど、共有する仲間が絶対必要だと思っていて。たとえば世の中は、お金がなくても、お金を持っている人って周りにたくさんいるわけですよ。

その人と何か分かち合うものを共有したりだとか、自分がやりたいことを表明したりだとか、相手の共感を得られる言葉を選んだりとか、たとえばですけど、「年収1000万になりたいです」って私がここで宣言しても、「頑張ってください」みたいな感じなんですよ。

でも、「お金の話を通じて1人1人が自分らしく生きれる社会をつくりたい」って言ったら、「それ、いいじゃん」って言ってくれる人が、少なからずいるんですよ。

なので、ぜひ皆さんには、やりたいことをやれるための手段というか、考え方をもっと広げてほしいとすごい思っていて。お金を貯めることがすべてじゃないというか。自分一人のために頑張るというんじゃなくて、皆でやりたいことを皆で叶え合うというか、そういうことができるんじゃないかなって。それが豊かさにつながるんじゃないのかなって思って。

講演録『豊かさを生むお金の秘訣』

いとっち :今の話を聞いて、どうぞどうぞ。

くれちゃん :この前クラウドファンディングをして。

いとっち :そうです、僕も思ったんですよ。

くれちゃん :やりたいことを実現するのに、それもお手本がもう一人いて。あそこにご自身がいるという…。あいちゃんっていう人がクラウドファンディングやってて、それを見て「超カッコいい」って。「じゃあ、パクろう」と思って。

いとっち :すぐにパクるんですね。

くれちゃん :で、やったんですけど。お金も何とかなったんですよね。ありがたいことです。



やっていることに対しての想いは?


いとっち: クラウドファンディングにしても、世の中、やっぱりこの想いって重要なのかなと。お金を得るにも、その背景がある。想い、それが出ているからこそ、お金も集まってくるのかなと、今の話を伺いながら思ったんですけども。
でも数字だけを追っかけると、その想いってないのかなって思って。

皆さんの中で今やっていることに対しての想いって、どういったものがあるのか、ちょっとお伺いしたいなと思ったんですけど。
じゃあ、くれさんから。

くれちゃん :今やっていることですか。今何をやっているかわからないので。

マネバナ :想いは?

くれちゃん :もっと楽しく生きたい。面白けりゃいいじゃんって思ってます。

何かこう、できないことのできない理由をいっぱい並べるじゃないですか。
だいたいのことは何とかなったなって思って、お金のことも何とかなったし、仲間もSNSで集ったら何かどんどん集まってくれて、そのクラウドファンディングで映画の上映会をしたんですね。

で、県内8会場で映画の上映会をやって、僕一人じゃあ絶対無理じゃないですか。で、「手伝って」って言ったら、人妻が。

会場: 笑

マネバナ :ちょっと待ってください、人妻の人、手を挙げてもらっていいですか(笑)。

くれちゃん :人妻の方が手伝ってくださって、その方たちみんな主催者になってくださって、映画の上映会のツアーをしたんですね。

で、仲間も集められるし、お金も何とかあるし、できないことないので、「もっと楽しんだらいいのね」っていうのが、いちばん伝えたい、そんな活動したらいいなって思ってます。
「遊ぼうぜ」って。

いとっち :遊ぼうぜ。
あの、くれさんの背景を見ながら、学校の先生でありながらも、上司であったとしても思ったことは言うような感覚、想いを外にストレートに出してきた方なのかなって思ったんですけど。

くれちゃん :先生をやりたかったんじゃないんですよ。学校、すげぇつまらなくて。
学校は楽しいんですよ、先生がすごいつまらなくて、これを面白くしたいと思って、先生になったんですよ。

いとっち :やっぱ、そこで面白いとか楽しくっていう。

くれちゃん :で、ようやく気づいて。で、いろいろやってきたっていうのがあるんですけど。面白い方がいいじゃあないですか。
皆、恐れの選択ブラザーズみたいな。

会場: 笑

くれちゃん :こうでなければならないとか。スカートの丈はこうじゃなきゃダメだとか。ゴムの色は紺でなければならないとか。青はダメなんですよ、紺じゃなきゃダメ。「意味がわからなくない?」みたいな。
そういうことを、まじめに注意できる人間しか、(先生は)できないんですよ。ちょっと苦しくなっちゃって。

マネバナ :さっき言った、そのカリキュラムを実施する人なんですもんね。役割としては。

くれちゃん :基礎的なことを学ぶのが学校になって、人生豊かにすることは大人になってから学んでいけば。『魔法の質問』だって大人になってから学びましたもんね。お片づけとかね。

いとっち :そうですね、大人になってからですよね。

くれちゃん :教えてくれなかったですよね?

いとっち :そうですね。

くれちゃん :学校は何ですか(笑)

会場: 笑

講演録『豊かさを生むお金の秘訣』


いとっち :学校で、僕、すごい悪い生徒だったんですね。

くれちゃん :でしょうね(笑)

会場: 笑

いとっち :今出会っているからよかったと思うところもあったんですけど、たぶん昔の僕だったら、もう、くれさんならいちばん嫌いなタイプだろうな、ぐらいなところがあったんでね。

本当に授業中でもいちばん前で眠りまくっているくらいの感じだったんですけど。その時に、あっ、改めて思い出したんですけど、学校で勉強しておいたら良かったらなと思います。
それは知識じゃあなくて、学ぶ姿勢って大事だなって。

何かに対して学ぶという姿勢、これは社会においてもすごく活かせるんだなというのを思ったんです。スポンジのように吸収をするようになったんで、それはそれで良かったというのがあったんですけど。学校に偏見を持ってたんですが、今は好きです。

くれちゃん :ありがとうございます。 学ぶのが好きで、楽しいんですよ、学校は。でも先生がくそつまんない。

今はもうミヒロさんていう先生がいて、ポールさんていう先生がいて、その他いろいろな心を持って教えてくださる方とかいろいろな僕の先生がいるので、勉強が楽しいですよ。そのためにお金を使いたい。

いとっち :みきてぃ、いかがですか? そのあたり。

 


「どうしたい」を持てるのが豊かさ


みきてぃ :ほんとそうですよね。自分が勉強したいことをできるのが幸せだなって思っていて。
今高校1年生の娘がいるんですけど、やっぱりものすごく、やらねばならないものがいっぱい押し寄せてくるんですよね。すごく苦しそうなので、彼女が本当にやりたい勉強ができるような学校が日本に増えたらいいなって。

それこそ『魔法の質問』が質問の授業みたいな感じで、自分が何の勉強をしたいか、何になりたいとか、そういうことを問いかけられるような時間があったらすごくいいだろうなって思うんですよね。

つくってください、くれちゃん。

くれちゃん :結構、認定講師の先生って学校でやってますよね。でも少ないんですよね。

みきてぃ :実際、私も学校に質問の授業を届けに行くんですけど、それこそカリキュラムがいっぱいいっぱいで入れないんですよね。時間がないっていう。

マネバナ :教育っていう意味では何かを教えるって大事かもしれないですけど、やっぱりここにいる人たちがキラキラ輝くというか、質問を使いこなして自分自身が楽しく生きるという姿を見て、子どもは育つと思うんで、何かそこだと思うんですよね。

みきてぃ :そうですよね。

いとっち :今の話を聞きながら、僕、片づけっていう心理の分野で仕事しているんですけど、去年の2016年、いちばん多かったお客さんは学校の先生なんですよ。
散らかるというかね、学校の先生の問題とかって多かったりとか。だからこそ、学校の授業に「しつもん」っていいなっていうかね。

授業に片づけとかアウトプットっていうものがないからこそ、散らかる枠組みが義務教育の中で自然と形成されやすいんじゃあないかなと。そこに自分を表現するとか、アウトプットするっていうものがあれば、「自分はこういうことを大事にしたいんだ」と思いながら人生を組み立てるような、1つの考える機会ができるんじゃあないかなと思うところがあったんで。

くれちゃん :「どうしたい」というのをちゃんと持てるっていうのが、豊かだよねって思って。

いとっち :あー、なるほど。

くれちゃん :選択肢を持てるって。「こうしなければならない」って、ずっと学んでるから、あんまり考える必要ないですよ。テスト勉強前って、テスト勉強をしなければならないですよ。

講演録『豊かさを生むお金の秘訣』

いとっち :「どうしたい」を持てるのが豊かさという観点から考えると、「こうしたい」と思ったことをすぐに実現しやすいのが、お金という手段ということもあるのかなと。そう思った時に、制限がなくなっていくものなのかなって、思ったところもあったんですけど。

マネバナ :でも制限があるから楽しい、みたいなところもないですか?

いとっち :めちゃめちゃ思います。

会場: 笑

みきてぃ :その中でいかに、みたいな。

マネバナ :そう。たぶんここに毎日行って、ここに缶詰にされたら、「いい加減出せ」ってなるでしょ。もう、そろそろ限界じゃあないですか?
このね。「午後には遊びに行きたい」って感じになるじゃあないですか。
制限がないことがありながらも、こう選んでいくというか、そこに挑戦していくというか……。
わからないですけど。

くれちゃん :超えられない制限と、超えられる制限があるじゃあないですか。
時間的な制限って、たぶん超えられないんですよ。仕事があるから。それは豊かだなって。
明日からやることが何にもないので、だから今日、皆さんに仕事をいただきに来たんですよ。明日から暇なんですよね。

会場: 笑

くれちゃん :制限があると、できないことってあるじゃあないですか。お金じゃあない制限が、結構今まであるなと思って。そういう意味では。……ん、何の話?

マネバナ :あれですよ、私はずっと思ってたんですけど。想いの話ですよね。何か、想いは?

みきてぃ :想い、えーと、何の想いでしたっけ(笑)

いとっち :仕事に対する想い、やっていることに対する。

 


自分の中にあるものが、価値やお金に変わる


みきてぃ :『魔法の質問』の仲間に出会って、自分はすごく安心感を感じたんですけど。なんだろう、同じ所に向かっていろいろ想いを共有できる場があって。

で、「安心感を届けたいな」って思って今、活動してるんですけど、「みんな、自分の中にもうすでに持ってるよ」って伝えたくて、「自分の中から生み出して、それをお金に変えることができるんだよ」っていうのを、今すごく強く思ってますね。

なので、何もできないっていうママたちがいた場合も、本当にそれこそさっき、いとっちさんが言ってくれたみたいに、自分が当たり前だって思っている中に、他の人から見たら欲しい価値があって、それがひょっとしたらお金に換えられて、その人を豊かにしてあげられるかもしれないし、自分もそれで豊かになれるかもしれないなって、そんな想いで今はいますね。

講演録『豊かさを生むお金の秘訣』


いとっち :ちなみに、みきてぃの中での当たり前が具体的にお金になった事例とかは?

みきてぃ :私は自分が学んだことや知ったことをたくさんの人に発信したかったんですよ。伝えるのが大好きなんですね。これも生年月日から割り出した自分の特質なんですけど。
発信したいから、ブログを5年くらい前から勉強し始めて、その時から学んできたことをそのまま出してたんですよ。

いとっち :自分が得た情報をそのまま?

みきてぃ :自分の価値観というフィルターを通して出してたんですね。

で、ブログをずっと続けていったら読者の方が増えてきて、私に「会いたい」って言ってくれたり、商品を買ってくれたりっていう場合もあって。それが、自分が当たり前にしてきたことなんですよね。文章を書くって。で、「それを教えてください」っていうことで、お仕事の1つになってます。

いとっち :自分の能力というか、自分が得てきたことを絵にするような。

みきてぃ :だから、テクニックを勉強しに行ったかというと勉強しには行ってないので、やってきたら「それを教えて欲しい」って。「そうなの?」っていう感覚。
それに気づかせてくれる人がいて、「じゃあ、それでやってみようかな」ってやってみる自分がいて。

だから皆さんの中でも、人から褒められることってあると思うんですよ。「それいいよね、素敵ね」とか、「うまいよね」って言われること。それがひょっとしたらお金に変わると思います。

いとっち :ありがとうございます。
マネバナ的に、この今のマネバナというあだ名がそのまま仕事みたいな感覚もするんですけど、想いっていうのは、何か…

マネバナ :えっと、そうだな。
本来、お金って人の可能性を広げるものだと思っていて、でもそれがいつの間にかお金に縛られるじゃあないですけど、「お金がないから」とか「お金さえあれば」みたいなところで、自分の可能性を狭めちゃってると思っていて。それを解放したいというところが、想いとしてあります。

だから、今「お金の解放プロジェクト」って西野さんのプロジェクトとかけてやっているんですけど、何かその、お金とか自分自身と向き合える人、そしてお金を使いこなせる人というのが増えればいいなと思っています。

で、そのためにやりたいこと。それがお笑いライブ。

いとっち :お笑いライブ?

マネバナ :というか、楽しいことってすごい力があると思っていて。楽しくないと続かないと思うんですよ。てか、気づけないと思っていて。
楽しさの中に、こう気づきとか学びとかをポコポコと入れ込むみたいなことを、すごいやっていきたい。想いとして。

だから、そのお笑いライブもそうだし、あとは文化祭みたいな、皆で作り上げるところとかのプロセスだとか成果物の中に、気づきだとか、自分自身は何がやりたいだろうっていう問いかけとかを入れ込むこと。それを多くの人を巻き込んで、今1800人を目標でやっているんですけど、活動していきたいなと。

結果時には、一人一人が主役で自分らしく生きれる人というか、それぞれ好きな選択をして生きる人が増えればいいなって想いとしてはあります。

いとっち :ありがとうございます。
想いを語ることってすごく大事だなって思って、僕、実は想いを語れない。妻と13年くらい付き合いがあるんですけど、妻はサイボーグって呼ぶ。

みきてぃ :サイボーグ?

いとっち :サイボーグ。感情がないというか、想いがないというか。と、呼ばれてるくらいの人間だったんですけど、自分の想いを言うのが苦手とか、「こんなん言ったらどう思われるかな」とずっと思い続けてきたし、くれさんのようにはっきり言う人って、すごい憧れるような人だったんですよ。上司とか気にくわないなと思ったことも、「気を使って言わないでおこう」とかって、抑えてきたタイプでもあったんで。

それで、想いを出すってことをすると、逆にお金の循環が変わってきたと、最近になって思うところがあったんです。

今までは頭で考えていて、正しいことであったりとか、こうやったらいいと理論理屈で発信をしがちだったのが、何かこう、それを抜きにして、純粋に想いを出していってから、すごい変化が生まれる感じがあったんですけど。

講演録『豊かさを生むお金の秘訣』

いとっち :想いを出すということに、一言ずつメッセージを最後にいただきたいと思うんですが、皆さんからの質問にお一人ぐらいは答えられると思うので、これは聴いてみたいなという方がもしいらっしゃれば、どなたかお一人くらい質問を。
特にいないですか?

あっ、ありがとうございます。じゃあ、お願いします。


「お金」と先出しすることについて


女性3 :今日はありがとうございました。
主婦の1人なんですけれども。よくお金の勉強をしていると、先出しということがよく循環の中で出てくるんですが、今日の豊かさの話でいうと、先出しというのは、ちょっとまた話が変わってくるのかなと自分の中で感じているんですが、先出しすることに対して、どのような考え方をお持ちなのかをお聞きできればと思います。

いとっち :ありがとうございます。いかがでしょうか。

マネバナ :私、「お金の循環道場」というのをやってまして。3000円ゲームみたいなのをやっていて、3000円の使い方で人生が変わると。「3000円を上手に使えない人は、100万、1000万貯めたところで上手に使えないよね」っていうのをやっていた時に、その話ってまさにで。

お金を使えば回るとか、お金は天下の周りものって言うけど、「それって本当なの?」みたいなところで言うのは、よくお金を使う人というのは、なくなるお金の方にフォーカスするんですよ。
たとえば、お金を使ってここに来たら、沖縄で5万円使っちゃって、5万円にフォーカスする。そうじゃあなくて、得られたものに価値を感じることが、まずは大事だと思っていて。

お金って、使ったらなくなっちゃう気がするけど、その裏で得ているものってたくさんあると思うんですよね。お金という形じゃなくて、その場の関係性もそうかもしれないし。というところに気づくことっていうのが、1つ。

それを気づくことによって自分が満たされたりとか、感謝したりすることによって、他の人に対して価値を提供できるようになったりするのかな、と思います。それがまず一歩かな。
そうやって、本当に今からできるんで。感謝することとか気づくこと。回答になってますか?

女性3 :はい。ありがとうございます。

いとっち :みきてぃ、いかがですか?

みきてぃ :やっぱりね、主婦だと「どこからそのお金を出そうか」というのをね、すごく心配だと思うんですけど、私も自分が欲しいものに対して、「これだけ払う価値があるかどうか」はすごく吟味するんですよ。

吟味した上で、「これだけ出したから、絶対これ以上の結果を自分に持って帰ろう」って思います。なので、何だろう……、そう言った意味では、先出しは私は必要だと思うし、覚悟を持ってそのお金を使っていくことが大事なのかなと思います。

無駄にしないように、「これだけ私は結果を得るぞ」っていう想いを先に作っておけば、たぶんその先出しがもっとたくさんのお友だちを連れてきてくれるかなと思います。はい。

いとっち :出すということの背景に、自分で受け取る部分でも、ちゃんと意識しながら出していくような感じですね。ありがとうございます。
くれさん、いかがですか?

くれちゃん :俺、払った分絶対取り返すんだ。

会場: 笑

いとっち :なんせビジネスクラス。

くれちゃん :それもそうなんですけど、セミナーに出たら絶対行動して払った額1円でも絶対取り返さなきゃって思って、絶対行動するんですよ。
本を読んでも「いい話だったな」で終わらないで、「1500円分、元を取らないと」って思うんで、行動を伴ったらいいんだなって。

YouTubeのセミナーに出たことがあって、すごい高かったんですけど、YouTubeを使ってクラウドファンディングをしたので。その秘密はちょっと今はあれですけど、そういうふうにうまく役立てているので、必ず元をとる。豊かじゃあない。

いとっち :実際払ったものに対して、行動を通して何かを。

くれちゃん :行動しないと元とれないですよ。

いとっち :うんうん。ありがとうございます。大丈夫でしょうか?

女性3 :はい。


スピーカーから参加者へのメッセージ

講演録『豊かさを生むお金の秘訣』

いとっち :ありがとうございます。

ではですね、あっという間に時間が過ぎたんですけども、最後にお一人お一人のメッセージというか、今回のテーマ、「豊かさを生むお金の話」でしゃべっていった中で、最後に皆さんにこれをお伝えしておきたいな、というものがあれば。
じゃああ、くれさんから。

くれちゃん :今、お金と友だちになるということを学んでいて、友だちになったら何とかなっているんですよね。「あー、何とかなるんだ」って。
不安なんですよ、給料ないと不安なんですけど、何とかなってんだよねって思いながら、「何とかなるんだな」ということを皆さんに知っていただけたらいいなって思います。

いとっち :ありがとうございます。

会場: 拍手

いとっち :みきてぃ、お願いします。

みきてぃ :はい。私、ブログにも書いてるんですけど、夏休みに子どもと一緒にお金を磨きました。
で、やっぱり磨くとそれを使う時もすごく感謝というか、お友だちをいっぱい連れて帰ってきてねじゃないですけど、何か普段は当たり前すぎて、あまり感謝の気持ちを持ってなかったものが、磨いて大切にしてあげたことで、その気持ちが芽生えたんですね、子どもたちにも。

だから、っぱり、何かでお金を支払う時も感謝をして使うことがすごく大事なんじゃあないのかなって。お金が自分のところにあるのもありがたいことだし、これを使うことによってお店屋さんが潤ったりとか、感謝の循環みたいなことが起こると思うので、本当に「有り難い」と言うけど、当たり前じゃないものに自分が目を向けることはすごく大事じゃないかなと思いました。

いとっち :ありがとうございます。

会場 : 拍手

いとっち :では、マネバナお願いします。

マネバナ :1つ名言を作ったので、披露していいですか。

いとっち :自分で言ったりするんですね(笑)。

くれちゃん :ハードルが。

マネバナ :ハードルが。ぜひメモの準備をしてください。

お金を使ってでしか幸せを感じない人は二流。
価値を提供することによって幸福を感じる人は一流。
未来を作ることに喜びを感じられる人が超一流。

っていう言葉を考えたんですよ。

大事なのは、誰と未来をつくるとか、誰に価値を提供するかっていうところがすごく大切で、やっぱり目の前の人に興味をもつこと。「自分がやりたいやりたい」「豊かを感じたい感じたい」じゃあなくて、どういうものを共有できるかとか、共感し合えるのかということにフォーカスすることがすごく大事だと思って、まずは皆で素敵な未来を作っていければいいのかなと思います。以上です。

いとっち :ありがとうございます。

会場: 拍手

いとっち :あっという間の時間ではあったんですけども、こうやってたくさんの皆様と、お金ということについて共有できただけでもすごく意味のある時間だったというのを思っております。

あらためてスピーカー3名の皆様に拍手をお願いします。
ありがとうございました。

講演録『豊かさを生むお金の秘訣』

撮影:寺前陽司、上田修司、清川佑介

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